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健康経営と分煙対策コラム

2026.09.07 喫煙と健康
喫煙マナー啓発を行う目的とその具体的な方法とは?

各自治体では、喫煙マナー啓発キャンペーンなどが行われることがあります。
では、どうしてこのようなキャンペーンを行うのでしょうか?
今回のコラムでは、喫煙マナー啓発を行う目的とその具体的な方法について解説します。

喫煙マナーの向上を目的として行われている

各自治体のホームページや広報誌などでは、喫煙マナー啓発キャンペーン等の言葉をよく見かけるようになりました。
では、どうしてこのようなキャンペーンが行われるようになっているのでしょうか?
簡単に言えば、喫煙マナー啓発を行う目的は、喫煙者の喫煙マナーの向上のためです。
喫煙マナーの向上によって、望まない受動喫煙を防止することや地域の環境美化の促進などの効果に期待することができます。

頻繁に喫煙マナー啓発キャンペーン等が行われる背景には、喫煙に関するさまざまな問題・トラブル・迷惑行為が発生しているためです。

代表的な喫煙に関する問題・トラブル・迷惑行為

喫煙マナー啓発が行われるようになった背景には、喫煙に関するさまざまな問題・トラブル・迷惑行為などがあると解説しました。
ここでは、具体的にどのようなことが起きているのか見ていきましょう。

歩きたばこ

代表的なものとして挙げられるのが、「歩きたばこ」です。
歩きたばこは、多くのリスクがあります。
そのリスクとは、他の人が火傷をしてしまうリスク、望まない受動喫煙が生じるリスクなどです。
子どもや車椅子を使用している人の場合、喫煙者がたばこを持つ手の高さと顔が同じくらいになります。
そのため、火傷等のリスクが高まるのです。
さらに、たばこから出る副流煙には、多くの有害物質が含まれていると言われており、その煙を周囲の人が吸い込んでしまうリスクがあります。
吸い込んでしまうと、健康面でのリスクが高まることになるのです。

歩きたばこについては、喫煙者がその危険性を認識していない、他の人にとって大きな迷惑になっていることを自覚していないケースが多くなっています。
現在では、条例等によって喫煙が禁じられるあるいは制限をしているだけでなく、違反者には罰則が科せられる場合もあるのです。

吸い殻のポイ捨てと火災のリスク

歩きたばこと同じように、大きな問題となっているのが、吸い殻のポイ捨てと火災のリスクについて。
吸い殻のポイ捨ては、地域の美観を損ねる原因となります。
また、美観を損ねるだけでなく、吸い殻のポイ捨ての清掃を行うのも時間がかかりますし、負担が大きくなっている現状です。

それから、清掃の負担だけでなく、さらに大きなリスクとなっているのが火災のリスク。
喫煙者の中には、火がついたままの吸い殻をそのままポイ捨てする人がいます。
これが原因となって火災が発生したケースもあるのです。
火災が発生すると、最悪の場合には、人の命が奪われる可能性がありますので、このような危険な行為をやめさせる必要があります。

喫煙者の配慮不足

その他で挙げられるのが、喫煙者の周囲の人に対する配慮不足という問題です。
具体的には、人通りの多い所で喫煙をする、ベランダや自宅の庭などで喫煙をする等になります。
改正健康増進法では、屋外や私有地については規制の対象外となっていますが、配慮義務があるため、十分な配慮が求められるのです。

とくに、大きな問題となっているのがベランダや庭での喫煙について。
たばこの煙というものは、喫煙者が考えるよりもより広範囲に届いてしまいます。
そのため、非喫煙者からすると、たばこの煙やにおいは非常に大きな迷惑となるのです。
実際に、喫煙について近隣住民と大きなトラブルになった例もあるようです。
ですから、規制の対象外となっている場所での喫煙については、配慮不足とならないようにすることが求められます。

ポスターの掲示やパトロール活動等が中心

喫煙に関するさまざまな問題によって、各自治体では喫煙マナー啓発を行うことが増えていると解説しました。
ここでは、具体的にどのようなやり方で啓発を行っているのか、について見ていきましょう。
代表的なものには、次のようなものがあります。

ポスターの作成・掲示

代表的なものとして挙げられるのが、ポスターの作成・掲示です。
ポスターに、吸い殻のポイ捨て・歩きたばこの禁止などの内容を入れて啓発を行うというもの。
最近では、日本を訪れる外国人や日本で暮らす外国人も増えているため、日本語だけでなく、多言語表記を行っているポスターもよく見かけます。
ポスターがよく使われる理由としては、多くの人に情報を伝えられることと比較的コストを抑えることができるからです。

パトロール活動

ポスター以外の代表的なものとしては、パトロール活動が挙げられます。
指導員にパトロールをしてもらい、啓発だけでなく指導も行うというものです。
パトロール活動では、1人1人に啓発や指導が行えるというメリットがある一方で、コスト面や指導員の負担が大きくなってしまうという課題もあります。
とくに、指導員が指導をしても改善されない、トラブルに発展してしまうという例もあるようです。

看板の設置

その他では、看板を使った啓発もよく見かけます。
看板には、条例によって吸い殻のポイ捨て、歩きたばこなどが禁止されていることを記載しておくケースが多いようです。
吸い殻のポイ捨てが多い場所や人が多く集まる場所などに設置することで、喫煙マナーの向上に期待することができます。

リーフレットの配布

また、リーフレットの配布もよく行われています。
こちらも、日本人だけでなく、日本を訪れる外国人、日本で暮らす外国人にも内容を理解してもらえるように、多言語表記のリーフレットを配布するケースが多いようです。

路面シートの設置

路面シートは、路面標示材のことで、喫煙が禁止されている場所や吸い殻のポイ捨てが禁止されている場所に設置すると効果的と言えるでしょう。
大きなメリットは、視認性が高いので必要な情報を伝えやすいことです。
注意喚起はもちろんですが、誘導などにも使用されることが多くなっています。

看板を設置すると、場合によっては邪魔になってしまうこともありますが、路面シートであれば、歩行者や自動車の邪魔になることもないので、こちらも魅力的と言えるでしょう。
さらに、設置が比較的簡単に行えるというのも大きな魅力です。
ただし、定期的に劣化状況を確認する必要があります。
劣化してしまうと、必要な情報が消えてしまい、効果が期待できなくなってしまうのです。

コストや連携を意識することが大きなポイント

喫煙マナー啓発を行う際には、「コスト」や「連携」を意識することが大きなポイントとなります。
まず、意識しておきたいのがコストについてです。
自治体や民間企業では、啓発のためにかけられる予算が決まっている場合がほとんどです。
そのため、コストを意識しながらどのような方法で啓発を行うのかを決めるとよいでしょう。
それから、啓発を行う場所にあわせた方法を選択するのも重要です。
1つの方法だけでなく、複数の方法により啓発を行う方が効果的と言えます。

また、コストの他で意識しておきたいのが連携についてです。
自治体だけ、あるいは民間企業だけで啓発を行うのもよいのですが、より高い効果を期待するのであれば、上手く連携をして啓発を行うのがよいでしょう。
上手に連携することで、より多くの人に啓発を行うことができます。
自治体だけ、民間企業だけの場合ですと、効果が限定的になってしまう可能性があるのです。

啓発だけでなく喫煙所の整備も検討する

喫煙者と非喫煙者が混在している状況では、両者が共存できる環境を構築する必要があります。
そのためにも、喫煙マナー啓発を行うことが重要なのですが、啓発を行うだけでは環境の改善が難しいケースもあるでしょう。
その理由としては、喫煙所の数が不足しており、喫煙者が喫煙するスペースがないという課題があるからです。
喫煙所がないため、喫煙が禁止されている場所で喫煙をしてしまうと、隠れて喫煙をしてしまう、灰皿がないため吸い殻をポイ捨てしてしまうというケースがあります。

ですから、啓発を行うのと同時に喫煙所の整備も検討してみるとよいでしょう。
一般的なオフィスや施設などでは、喫煙者と非喫煙者が混在しています。
どちらか一方が快適に過ごせるということではなく、両者が快適に過ごさせるようにするために、法律に基づいた喫煙所を設置することも検討してみましょう。

喫煙所を設置することで、喫煙に関するトラブルが減少、喫煙マナーの向上などに期待することができます。

また、喫煙所を設置する場合には、灰皿をおくだけなどではなく、法律に基づいたものを設置すること、周囲への配慮義務を怠らないことなどが重要です。

喫煙所の設置を検討する場合には、専門業者に相談するのがおすすめ。
喫煙所と言ってもさまざまなタイプのものがありますし、設置場所やコストなどによっても最適なものは異なります。
専門業者であれば、設置場所や予算などにあわせて最適な提案を行ってくれますよ。
専門業者を選ぶ際には、実績が豊富なところ、しっかりと安全対策を行っているところを選ぶとよいでしょう。
弊社では、さまざまなタイプの喫煙所をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。設置場所や予算にあわせてご提案いたします。

まとめ

喫煙マナー啓発は、喫煙マナーの向上を目的として、自治体や民間企業で行われています。
啓発方法は、ポスターやパトロールを中心に、看板・リーフレット・路面シートなども活用されているようです。
啓発を行う際は、設置場所やコストなどに注意しながら選ぶとよいでしょう。
また、複数の自治体や企業と連携して行うとより効果を期待することができます。
啓発だけでなく、喫煙所の整備を検討することも重要です。
喫煙所を整備することで、喫煙に関する問題を解決できる場合があります。

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