2026.08.17
喫煙所コラム
喫煙室は利用する人数等を目安にレイアウトやタイプを選ぶ
施設に喫煙室を設置する際、頭を悩ませるのが、どのようなものを設置すればよいのか、ということです。
技術的基準をクリアする必要がありますが、その他にもタイプやレイアウトなどを選ぶ必要があります。
今回のコラムでは、喫煙室を設置する場合の選び方について解説します。
利用する人数を目安に選ぶと選びやすい
日本では、喫煙に関する法律が改正されており、受動喫煙防止がルール化され、屋内で喫煙をするためには、一定の基準をクリアした喫煙室の設置が必要です。
この喫煙室についてですが、さまざまなタイプがあるため、どれを選べばよいのかわからないという人も多いでしょう。
喫煙室については、利用する人数などを目安にレイアウトやタイプを選ぶのがよいと言えます。
では、喫煙者1人が必要とする広さとは、どのくらいになるのでしょうか?
厚生労働省の資料によると、喫煙者一人あたりの専有面積は、立位の場合は1.2㎡/人程度、座位の場合は1.8㎡²/人程度が目安となります。
出典:厚生労働省 受動喫煙防止対策助成金に関する質疑応答集(Q&A)について
ですから、喫煙室を選ぶ際には、上記の広さを目安として選ぶとよいでしょう。
なお、現在販売されている喫煙室については、ほとんどの場合、人数の目安がかかれていますので、そちらを参考にして選ぶのがおすすめです。
オフィスではさまざまなタイプのものが設置されている
利用する人数の目安などから、喫煙室を選ぶのがよいと解説しましたが、一般的なオフィスではどのようなものが設置されているのでしょうか?
オフィスでは、さまざまなタイプのものが設置されています。
例えば、1人用の喫煙室もあるのです。
こちらは、文字通り1人しか利用することができませんが、非常にコンパクトとなっているため、設置場所が限られているというオフィスや喫煙する人の数が少ないなどの場所にぴったり。
もちろん1人用のものを複数の場所に設置することもあります。
その他にも2人用や4人用なども設置されています。
さらに、喫煙者の数が多いという場合には、6人用や8人用などの喫煙室を設置する場合もあるのです。
さらに、パチンコ店やゲームセンターなどの遊技場、工場などの多くの喫煙者が利用する場所などでは、大型サイズのものが設置されています。
このように、それぞれの設置場所や使えるスペース、利用する喫煙者の数、などにあわせて最適なものを選ぶことができます。
選ぶためのポイントは手入れのしやすさや雰囲気
喫煙室を設置する際は、利用する人数などを目安としてレイアウトやタイプを選ぶのがよいと解説しました。
その他にも選ぶ際に注目しておきたいポイントがあるのです。
そのポイントとは、次のようなポイントです。
メンテナンスのしやすさ
まず、選ぶ際に注目しておきたいのがメンテナンスのしやすさになります。
喫煙をするための場所となるため、どうしても汚れやすくなります。
汚れたままになっていると、衛生面はもちろんですが、臭いなども残ってしまうでしょう。
そのため、掃除がしやすい、あるいは汚れにくいような素材でできているものを選ぶようにすると、負担を軽減することができます。
価格だけで選んでしまうのではなく、メンテナンスのしやすさにも注目してみましょう。
雰囲気にあっているか
メンテナンスのしやすさ以外では、その場所の雰囲気にあっているかも重要なポイントとなります。
とくに、商業施設などでは、周りの雰囲気に調和していないと悪い意味で喫煙室が目立ってしまうことになるのです。
そのため、周りと調和するデザイン、馴染みやすいデザインのものを選んでみるのもよいでしょう。
実績が豊富であるか
喫煙室を選ぶ際にセットで考えておくべきなのが、施工業者についてです。
喫煙室は施工業者による設置が必要となるため、こちらの業者選びも非常に大きなポイントとなります。
設置する際には、法律に基づいているか、なども重要となるため、専門業者であることはもちろんですが、豊富な実績があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。
喫煙室を設置する際は飲食店などであれば助成金を活用できる可能性がある
喫煙室を設置するという場合、どうしても頭を悩ませるのが費用について。
ここで気になるのが、喫煙室を設置する際に国や自治体などから経済面でのサポートを受けることができるのか、ということです。
一応、受動喫煙防止対策助成金というものがあるのですが、こちらは既存特定飲食提供施設等を対象としたものとなっているため、一般的なオフィスなどは助成金の対象外となってしまう可能性が高くなっています。
もちろん、飲食店などであれば、助成金を受け取れる可能性があるため、積極的に活用を検討してみるとよいでしょう。
ただし、申請すれば誰でも助成金を受け取れるというものではなく、申請後に審査が行われることになります。
また、助成金はすべての費用をサポートするというものではなく、上限が100万円と決まっている点にも注意しましょう。
喫煙室を設置するデメリットも理解しておく
喫煙室を設置することで、喫煙者にとっては快適な環境となりますが、設置するデメリットも存在します。
具体的なデメリットは、次のようなものです。
喫煙者が頻繁にたばこ休憩を行ってしまう
最大のデメリットとして挙げられるのが、喫煙者が頻繁にたばこ休憩を行ってしまう可能性があるということです。
頻繁にたばこ休憩を行うことで、非喫煙者からすると不公平であると感じてしまうでしょう。
喫煙者と非喫煙者の中でトラブルになってしまう場合もあります。
清掃に手間がかかる
喫煙室については、定期的な清掃が欠かせません。
もちろん、外部に依頼して清掃をしてもらう方法もありますが、費用がかかるため、自社で社員が掃除を行う場合も多いでしょう。
喫煙室は汚れやすいため、清掃に時間がかかる負担が大きくなるなどの問題もあります。
たばこの臭いが拡散されてしまう
非喫煙者の多くは、たばこの臭いが苦手です。
喫煙室で喫煙者が喫煙をすると、服や髪の毛、手などに臭いがついてしまいます。
そうすると、その臭いが拡散されてしまうことになるのです。
非喫煙者からすると、耐えがたい苦痛となってしまうでしょう。
非喫煙者からクレームが出る、喫煙者との間で大きなトラブルとなる可能性もあります。
一般的な施設では、喫煙者と非喫煙者が混在しているため、両者が共存できる環境を構築することが大切です。
また、喫煙に関するルールを守ることも重要となります。
これから喫煙室を設置するという場合には、設置するメリットとデメリットがあることを理解して、設置をするようにしましょう。
設置する際は、自分で選ぶのは難しいというケースが多いので、信頼できる専門業者に相談するのがおすすめです。
専門業者であれば、それぞれの状況にあわせて最適な提案をしてくれますよ。
まとめ
喫煙所を選ぶ際には、利用する人数などを目安としてタイプやレイアウトを選ぶとよいでしょう。
また、選ぶ際には設置場所はもちろん、メンテナンスのしやすさ、周囲との雰囲気にあっているか、などをチェックしながら選ぶことをおすすめします。
喫煙室にはさまざまなタイプがあるので、豊富な実績を持つ専門業者に相談してみるとよいでしょう。
それぞれにあった提案をしてくれますよ。
▼導入実績はコチラから
施設別導入事例





