2026.08.17
喫煙所コラム
喫煙専用室とは?設置するための基準や種類について
皆さんは「喫煙専用室」という言葉を聞いたことがありますか?
もしかしたら職場などに設置されており、知っているという方もいると思います。
とくに、喫煙者の方には馴染みのある場所と言えるでしょう。
今回のコラムでは、「喫煙専用室とはどのような場所なのか?」「設置するための基準や種類」などについて解説します。
喫煙専用室は喫煙のみができる場所のこと
日本では、喫煙に関する法律が改正され、原則室内禁煙となっています。
ただし、施設の種類などによっては喫煙のために必要な喫煙説の設置が可能となっているのです。
その中でも代表的なものが「喫煙専用室」。
では、この喫煙専用室とはどのようなものなのでしょうか?
簡単に解説すると、次のようなものになります。
喫煙専用室は、喫煙が可能なもので、飲食等は認められていません。
施設の一部に設置が可能で、一般的な事業者が設置できます。
喫煙室の種類は4タイプある
最初に、喫煙専用室は喫煙のみが認められている喫煙室であると解説しました。
喫煙室の種類は、1種類だけと思っている人もいるかもしれませんが、喫煙室には4タイプのものがあります。
喫煙専用室以外には、次のような喫煙室があるのです。
加熱式たばこ専用喫煙室
こちらの喫煙室は、加熱式たばこに限定されているのが特徴。
また、喫煙専用室との大きな違いとしては、飲食等が可能となっている点です。
こちらも一般的な事業者が設置可能となっておりますが、経過措置となっている点に注意が必要となります。
喫煙目的室
このタイプは、喫煙も飲食(主食を除く)等も可能となっていますが、設置できるのは喫煙目的施設に限定されています。
一般的な事業者では設置ができない点に注意が必要です。
喫煙可能室
喫煙と飲食等が可能ですが、既存特定飲食提供施設が設置可能となっています。
また、こちらも経過措置となっている点に注意が必要です。
喫煙室の設置基準について
4つのタイプの喫煙室について解説しましたが、どのタイプでも自由に設置ができるということではありません。
ここでは、喫煙室の設置基準について見ていきましょう。
まず、設置ができない場所についてですが、病院や学校、行政機関の庁舎などには設置ができません。
病院や学校などの施設では、敷地内禁煙となっており、施設内は禁煙となります。
屋外にのみ、受動喫煙を防止するために必要な措置がとられた場所を喫煙場所とすることが認められているのです。
設置が可能なのは、事務所や飲食店などとなります。
ただし、事務所や飲食店であれば自由に設置ができるということではなく、一定の設置基準を満たす必要があるのです。
喫煙専用室を設置する場合は、以下の技術的基準をクリアする必要があります。
①出入口における室外から室内への風速が0.2m/s以上であること
②壁や天井等で区画されていること
③たばこの煙が屋外に排気されていること
上記の技術的基準をクリアしなければ、設置ができないということを覚えておきましょう。
また、基準に適合していない喫煙室を設置すると処罰される場合があります。
ですから、必ず設置をする際は、基準をクリアしているかどうか、をしっかりと確認しておきましょう。
喫煙専用室を設置する際は設置場所にも注意が必要
さきほどは、喫煙専用室を設置する際は、設置基準として技術的基準をクリアしなければならないと解説しました。
設置する際は、その他にも注意しておきたいことがあります。
それは、設置場所についてです。
「どこに設置してもかまわないのではないか?」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、設置場所選びは非常に重要となります。
設置場所選びに失敗すると、次のようなリスクがあるからです。
・たばこの煙やにおいが漏れ出してしまう
・非喫煙者から喫煙に関するクレームを受ける
・非喫煙者から訴訟を起こされる
例えば、使いやすいという点だけで、人が多く行き来する場所や出入口付近に設置したらどうなるでしょうか?
たばこの煙やにおいなどが漏れ出してしまうリスクが高まると考えられます。
そのため、そのような場所に設置していると、非喫煙者から喫煙に関するクレームを受けることになるでしょう。
また、非喫煙者からすれば、健康面のリスクも不安になるので、訴訟を起こす場合も考えられます。
このような状況になってしまうと、従業員が退職してしまう、企業の評判やイメージが下がる、訴訟に多額の費用がかかる、などのリスクがあるのです。
ですから、好きな場所に設置するのではなく、適切な場所に設置するのがよいでしょう。
設置する場合は適切な距離を確保することが大切
喫煙専用室を設置する場合は、設置場所選びを慎重に行うべきだと解説しました。
では、どのような場所、どのような点を意識しながら設置場所を検討すればよいのでしょうか?
適切な距離を確保する
施設の出入口付近や就業場所の近くに設置してしまうと、施設を利用する多くの人が行き来するため、トラブルのリスクが高まります。
そのようなトラブルを回避するためには、施設の出入口付近や就業場所近くから一定の距離離れた場所に設置するということです。
適切な距離を確保することで、望まない受動喫煙を防止、無用なトラブルを防ぐのにも役立ちます。
エアコン(中央管理方式の場合)の吸気口の近くは避ける
ビルなどの場合には、中央管理方式のエアコンが設置されている場合があります。
このようなケースでは、吸気口の近くに喫煙専用室を設置してしまうと、吸気口からたばこの煙やにおいが取り込まれてしまい、施設全体に拡散されてしまう可能性があるのです。
そうなると、受動喫煙を防止するどころか、望まない受動喫煙が生じるリスクが高まります。
ですから、設置する際は近くに空調設備などがないかもしっかりと確認しておきましょう。
近くに設置してしまうと、大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。
設置場所選びは専門業者に相談するのもおすすめ
喫煙専用室を設置する場合、どの場所が適切であるのか、どのようなタイプがよいのか、など迷ってしまうことも多いでしょう。
そのような場合には、専門業者に相談してみるのもよいでしょう。
利用する人数や設置場所などによって、タイプも変わってきますし、選ぶのが難しいと感じる場合が多いと思います。
専門業者であれば、それぞれの希望などを聞きながら、適切な設置場所を提案してくれますし、利用する人数にあわせて適切なタイプを提案してくれることでしょう。
また、専門業者であれば、法律に基づいて適切なものを提案してくれるので、さまざまな面でリスクを小さくすることができます。
専門業者の中でも、実績が豊富な業者を選ぶとより安心することができるでしょう。
設置場所だけでなく、分煙対策や現状抱えている喫煙に関する悩みなども相談することができますよ。
喫煙専用室の設置を検討しているのなら、まずは専門業者に相談してみましょう。
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施設別導入事例
まとめ
喫煙専用室は、喫煙のみが認められている喫煙室です。
設置するためには、技術的基準をクリアする必要があります。
また、喫煙室には4種類のものがありますが、施設の種類によって設置可能なものと設置ができないものがあるのです。
設置する際は、設置場所も非常に重要となるため、実績が豊富な専門業者に設置場所を選定してもらうのもよいでしょう。





