- 広島県
- 工場
福山熱煉工業
株式会社様
導入商品:スモーキングサイトST
金属熱処理一筋で創業50年。
広島県に拠点を構える福山熱煉工業株式会社様に、テラモトの屋外喫煙所「スモーキングサイトST」を納品させて頂きました。
ご担当者様の「喫煙者と非喫煙者が共存できる環境をつくりたい」という想いのもと、2020年4月からの改正健康増進法にも対応した喫煙所を整備することで、社内の労働環境改善だけに留まらず、福山熱煉工業株式会社様の企業イメージアップにも貢献することが出来ました。
今回テラモトの屋外喫煙所を導入するにあたって、もともとあった喫煙所の問題点についてのご相談や、テラモトを選んでいただいた決め手等、対談形式でご紹介させて頂きます。
INTERVIEW
お客様について
- テラモト
- 事業所の規模や従業員数、その中で喫煙者の割合はどれくらいですか?
- 福山熱煉工業
株式会社
岡田様 - 今回対象の工場は25500㎡で従業員数は160名です。
そのうち喫煙者の割合は約3割です。
現状の喫煙所について
- 今までの喫煙室(屋内)の問題はありましたか?
- 喫煙室としての部屋が無い為、煙・匂いがあり吸わない人が
不快に思っていました。
- 喫煙に関して、社内でルールなどはありますか?
また、屋内→屋外移設にあたって、変わった部分はありますか?
- 屋内喫煙場所を廃止し、屋外喫煙場所を設け、必要最小限の数にしました。
- 全面禁煙をご検討されたことはありますか?
今回全面禁煙にしなかった理由は何でしょうか?
- 全面禁煙にするつもりはありませんでした。
喫煙者と吸わない人が共存できる環境を考えました。
- 喫煙所を屋内から屋外に移した理由は何でしょうか?
- 法改正の厳しい基準をクリアするのが難しい為、屋外喫煙所の設置にしました。
- 喫煙所整備にかかる予算についてどの程度の金額をイメージされていましたか?
また、予算感と実際の金額のギャップはありましたか?
- 100万円程度で考えていましたが、予想よりも金額の開きがありました。
- オーナーは喫煙者ですか?社内稟議を通すにあたって苦労したことはありますか?
- オーナーは非喫煙者です。安全衛生委員会で議題にし
意見をまとめて聞いてもらい、理解してもらいました。
- 4月に屋内喫煙室を閉鎖して、屋外に移したとのことですが、
その時点の屋外喫煙所はどのような状況でしたか?
また、喫煙所について問題・クレーム等はありましたか?
- 灰皿を置いただけ、喫煙者の姿が丸見えでした。
副流煙の受動喫煙問題、喫煙者の姿が見苦しい、お客様から丸見えになる等の
問題がありました。
STに決めた経緯確認
- 弊社のスモーキングサイトSTを選んでいただいた決め手は何でしたか?
- 基礎工事がいらない、設置が早い、移設可能であることでした。
- スモーキングサイトSTを設置するにあたって、ご不安な点などはありましたか?
弊社からのご説明で、その不安は解決しましたか?
- 置き型であることによる強度の問題、転倒しないかについて不安でしたが、提案時の説明を受けて納得できました。
また、実際に施工された実物を見せてもらい、安心できました。
感染症対策について
- コロナ禍でいろいろな感染対策をされているかと思いますが、喫煙所において感染対策はされていますか?
- 密閉空間にしないこと、喫煙後は喫煙所内に留まらない事を注意喚起しています。
設置後のご意見
- スモーキングサイトSTを導入して解決した問題や、良くなった点などありますか?
- 現状の問題やクレームをクリアでき、見栄えも良くなりました。
- 今まで使っていた屋内喫煙室は、今後どのように利用される予定ですか?
- 喫煙専用の場所が出来たことで、従来の喫煙場所を休憩所や応接室、荷物置場等に使うことが出来るようになりました。
終わりに
- 最後に、テラモトを選んでいただいた決め手は何でしたか?
- 親切丁寧に対応していただき、移設可能な置型式を扱っていたことが決め手でした。
2020年4月以降の喫煙所の姿
2020年4月から全面施行された改正健康増進法により、多くのお客様からお問い合わせが増えています。
中でも、「原則屋内禁煙になってしまったので、屋外に喫煙所を設置したい」といったお問い合わせが多い傾向にあります。
その理由のひとつとして、屋内喫煙所を設ける場合、喫煙室の入口風速0.2m/s以上を確保(入口ドアを完全に開放した状態で)しなければいけない等、屋内に喫煙所を設置するためには厳しい基準があります。
それに対して、屋外喫煙所は以下の3点さえクリアできれば設置することが可能です。
1.喫煙場所が非喫煙場所と明確に区画分けされていること
2.喫煙できる場所である旨が記載されている標示がされていること
3.施設の利用者が通常立ち入らない場所に設置すること(建物の裏や屋上等)
このように、屋外喫煙所は屋内喫煙所と比べて導入のハードルが低くなっている為、元々は屋内に喫煙所を設けていたものの、法改正によって屋外に喫煙所を移設するケースが増えています。
今回施工させていただいた福山熱煉工業株式会社様でも、屋内喫煙所に対する厳しい基準にお悩みでしたが、テラモトのスモーキングサイトSTを導入していただき、そんなお悩みを解決することができました。
当初想定されていた予算感とのギャップはありましたが、スモーキングサイトSTが「置型」であることのメリットや、ご不安材料であった安全性等をご説明させていただき、最終的にご満足いただくことができました。
「法律が厳しくなったから」という理由から、喫煙所自体を閉鎖してしまうケースも残念ながら少なくありません。
福山熱煉工業株式会社様のように「喫煙者も非喫煙者も共存できる環境」をひとつでも多くつくる為、テラモトのスモーキングサイトがお役に立てればと願います。