2022.04.04
分煙対策・受動喫煙対策
学校における受動喫煙対策とは?有効な対策について
学校における受動喫煙対策は必須となっています。
このコラムでは、学校における喫煙についての正しい知識や具体的にどのような対策を行えばよいのか、について解説しますので、参考にしていただければ幸いです。
学校では敷地内禁煙!喫煙には特定屋外喫煙場所が必要
まず、学校についてですが、受動喫煙により健康を損なうおそれが高い者(子どもなど20歳未満の者、患者等)が主として利用する施設として、第一種施設に分類されています。
第一種施設では、敷地内禁煙。
この敷地内禁煙についてですが、正しく理解している人はあまり多くはないようです。
自分の車の中で喫煙をすることも敷地内禁煙に該当するので、認められていません。
敷地内では喫煙はできないと認識しておきましょう。
ただし、特定屋外喫煙場所であれば、喫煙は認められています。
特定屋外喫煙場所とは、次の要件を満たしたもののことです。
① 場所がきちんと区画されていること
② 喫煙が可能な場所であることを標識で掲示していること
③ 通常立ち入らない場所に設置すること
学校で、喫煙の可能性があるのは教職員です。
教職員には、喫煙者と非喫煙者が混在しているケースがほとんど。
喫煙者がいるのであれば、特定屋外喫煙所を設置して、両者が共存できる環境を構築するのがよいでしょう。
ルールに基づいた特定屋外喫煙所の設置は、弊社にご相談くださいませ。
弊社ではお客様のご要望・ご予算などをヒアリングさせていただいた上で、最適な分煙対策をご提案させていただきます。
▼教育機関への導入事例はコチラから
学校/公共施設 施設別 導入事例
ルールに従わないと罰則がある!最悪の場合には過料
学校は、特定屋外喫煙所以外での喫煙は認められていません。
職員室や車の中で喫煙を行うことは、重大なルール違反となります。
ルールに従わない場合には、罰則が設けられているのです。
その罰則としては、指導→勧告・命令→過料となります。
教職員が喫煙ルールを守らないと、罰則を受けるだけではなく、次のようなリスクもあるのです。
・教職員としての信頼を失う
・学校の評判が低下する
・保護者や近隣の住民からクレームを受ける
などのリスクです。
集団生活の中で、様々なルールを教えるのが学校の1つの役割。
そのルールを教職員が守れなければ、子ども達からの信頼、保護者からの信頼を失うことになりかねません。
さらに、学校の評判も悪くなりますし、保護者や近隣の住民からのクレームにもつながります。
喫煙ルールを守り、決められた場所でのみ喫煙をすることで、非喫煙者との共存が可能です。
まとめ
敷地内禁煙となっており、喫煙には特定屋外喫煙所の設置が必要となっているのが学校。
ルールに違反すると罰則もあります。
教職員の中には、喫煙者と非喫煙者の両方がいるため、両者がストレスなく働ける環境作りのためにもルールに基づいた特定屋外喫煙所の設置が重要です。
ぜひ、お気軽に弊社までご相談くださいませ。