屋外喫煙所・喫煙スペースの製品および納入事例、豊富にございます。
お気軽にお問合せ下さい。
健康経営と分煙対策コラム

2022.06.13 喫煙所コラム
喫煙所の設置基準は屋内と屋外で大きく異なるって本当?

法律の改正によって、受動喫煙防止がルール化されました。
そのため、喫煙をするには法的な基準をクリアしている「喫煙所」を利用しなければなりません。
オフィスや店舗、施設などでも喫煙者のために「喫煙所の設置」を検討されている経営者様、管理者様も多いと思います。
設置する際は、基準を満たしたものを設置しなければいけません。
しかし、屋内に設置する場合と屋外に設置する場合では大きな違いがあります。
今回は、設置基準について詳しく解説しますので設置をご検討中の方は参考にしていただければ幸いです。

屋内喫煙所の設置基準は厳しい!施設によっては設置不可!

日本では、受動喫煙防止がルール化されています。
喫煙者が喫煙をする場合には、設置基準を満たした喫煙所のみで喫煙が可能です。
まず、設置基準について正しく理解しておく必要があります。
喫煙所を設置する場合、大きく分けると2つの方法があるのですが設置基準が大きく異なっているのです。
より厳しい設置基準が設けられているのが、「屋内喫煙所」になります。
具体的な基準としては、次の3つの基準をクリアしなければならないのです。
① 出入口で室外から室内に流入する気流が毎秒0.2メートル以上であること
② 煙が流出しないように壁や天井などで区画されていること
③ 煙が屋外もしくは外部に排気されていること
3つの基準の中でもとくに、厳しい基準が毎秒0.2メートル以上の気流を確保することです。
この基準をクリアしなければ、屋内喫煙所の設置基準を満たせません。

それから、屋内喫煙所についてですが、どのような施設でも設置が出来るというわけではないのです。
敷地内禁煙となっている、学校・児童福祉施設・病院・診療所・市役所等は屋外に設置することは出来ますが、屋内への設置は出来ません。
屋内の場合には、厳しい設置基準が設けられていること、施設の種類によっては屋内に設置出来ないことを知っておきましょう。

屋外喫煙所の設置基準は屋内よりも厳しくない!

屋内喫煙所の設置が認められていない、第一種施設では「特定屋外喫煙場所」の設置が認められています。
特定屋外喫煙場所にも設置基準がありますが、屋内のものと比較すると厳しいものではありません。
その設置基準とは、次のようなものです。
① 区画されていること
② 特定屋外喫煙場所であることがわかるように標識で掲示すること
③ 施設利用者が通常立ち入らない場所に設置すること

屋内には、毎秒0.2メートル以上の気流を確保しなければならない、という厳しい技術基準が設けられていました。
しかし、屋外の場合にはそのような厳しい基準は決められていません。
そのため、屋内よりも設置しやすいと言えるでしょう。

屋外喫煙所を設置する場合には周囲への配慮が重要


屋外喫煙所について、もう少し解説をしていきます。
さきほど、紹介した「特定屋外喫煙場所」」については、あくまでも第一種施設についてのルールです。
第一種施設以外の屋外については、罰則や基準などはありません。
ですが、罰則や基準がなくても「周囲への配慮」を怠れば、大きなトラブルに発展することやクレームを受けてしまう可能性もあります。
ここでは、屋外喫煙所を設置する際の注意点を見てみましょう。
○ 煙が屋内や近隣の住宅、建物等に流れていないか
○ 近くに窓や換気扇などがないか
○ 人通りの多い場所に設置していないか
○ 建物の出入口付近に設置していないか
○ 非禁煙者が頻繁に通る場所でないか

たばこの煙は、それほど遠くに届かないと考えてしまいがちですが、風に乗って数メートル先、数十メートル先に届くこともあります。
実際に、たばこの煙や臭いに関するクレームも全国的に増えていると言われているようです。
煙が屋内や近隣の住宅・建物などに流れ込んでしまうような場所に設置するのは、絶対に避けましょう。
また、近くに窓や換気扇などが設置されている場合、たばこの煙が窓や換気扇を通して屋内に流れ込んでしまいます。
そのような状況では、受動喫煙防止にはなりませんし、非喫煙者からのクレームは避けられないでしょう。
その他では、人通りの多い場所・出入口付近・非喫煙者が頻繁に通るようなところには設置しないようにするべきです。
では、具体的にどのような場所に設置すれば、喫煙者と非喫煙者の共存が可能になるのでしょうか?
基本的には、次のような場所です。
○ 建物の裏
○ 屋上

屋外に喫煙所を設置する際は、「周囲への十分な配慮」が求められます。
建物の裏や屋上など、影響が出来るだけ少ない場所に設置するのがよいでしょう。

周囲に配慮した喫煙所にはパーテーションなどが便利


特定屋外喫煙場所以外の屋外喫煙所でも、「周囲への配慮」が重要であると解説しました。
ただし、「具体的にどのように配慮すればよいのか?」についてよくわからないという人が多いでしょう。
まず、おすすめしたいのが「パーテーション」を活用した喫煙所です。
パーテーションを設置することによって、煙が周囲に流れないようにしましょう。
煙が周囲に流れないようにするためには、壁や天井等で囲われた密閉型の喫煙所もあります。
しかし、密閉型の場合には十分な感染防止対策が求められるでしょう。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためには、3つの密を避けることが推奨されています。
密閉型の場合には、3密になりやすいので、次のような点に注意が必要となるでしょう。
・混雑時の利用を避ける
・会話をしない
・他の利用者と一定の距離を置く
・手や指の消毒を行う
・喫煙所内の清掃や消毒を定期的に行う

▼人気のパーテーションはコチラから
パネルタイプ

弊社では、屋内向け・屋外向けの様々なタイプの喫煙所を販売しております。
設置場所や現状抱えている喫煙所の悩みなど、弊社分煙コンサルタントにご相談いただければ、お客様のご希望にあった喫煙所をご提案させていただきますのでお気軽にご相談くださいませ。

また、弊社では喫煙所の混雑を回避するためのソリューションにも力を入れております。
喫煙所内に人感センサーを取り付けることで、利用人数、利用状況を可視化出来るのです。
状況は、お使いのPCやスマホから簡単に確認出来ますので、3密を回避、無駄な待ち時間を削減可能。
喫煙所の様々な問題を解決し、喫煙者と非喫煙者の共存が可能な環境の構築を実現いたします。

▼詳細はコチラから
混雑状況可視化ソリューション

喫煙所のタイプや実際に弊社で設置した施工事例などは、サイトにも掲載しておりますのでぜひご覧いただければ幸いです。
屋内に設置する場合、屋外に設置する場合のどちらも「安全性」を重視して設置を行っております。
十分な安全対策(転倒防止策など)を構築したうえで設置しますのでご安心くださいませ。

▼導入実績はコチラから
施設別導入事例

まとめ

現在、日本では法律の改正に伴い受動喫煙防止がルール化されています。
そのため、喫煙者はルールを守り決められた場所でのみ喫煙が可能です。
喫煙が出来るのは、屋内喫煙所もしくは屋外喫煙所となりますが、それぞれ設置基準が設けられています。
より設置基準が厳しいのは屋内喫煙所で、施設の種類によっては屋内に喫煙所を設置出来ない場合もあるのです。
受動喫煙を防止し、喫煙者と非喫煙者の共存が可能な環境を構築するには、正しい設置基準を理解しており、実績が豊富な業者に依頼するのがよいでしょう。
弊社には、専門の分煙コンサルタントがおりますので、設置基準やお悩みについてお気軽にご相談くださいませ。
お客様に合った最適なご提案をさせていただきます。

本サイトではより良いサービス提供のために、Cookie情報を通してお客様の利用状況データを収集しています。同意される方は「同意する」ボタンを押してください。 同意しない方はリンク先よりオプトアウト設定をお願い致します。 収集した個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシーよりご確認下さい。

お問い合わせ・資料請求はこちら