既存設備を組み替えたり、間仕切ったり。
ご希望に合わせて喫煙室を設置。
規格の製品を設置するではなく、それぞれの設置ご希望場所に合わせた喫煙室をご提案します。倉庫や使わなくなった電話、インターネットスペースを無駄なくご利用いただけます。
古くなった壁紙や天井も、喫煙室設置を機に変えてみませんか。喫煙室だけではなく、ロビーや廊下などの工事も、喫煙室の設置と同時に行えばコストダウンが可能です。
厚労省が定める中小企業事業主様向けの受動喫煙防止対策助成金が受けられる様に、適正な製品価格と労務単価による工事を行います。
※面倒な申請手続きの全面サポートも致します。
厚労省の定める入口風速2.0m/sをクリアする事により、出入口からの煙の漏れを防ぎ、非喫煙者への受動喫煙を防止します。
2014年7月設置
25万坪もの敷地を有し、ハーブガーデンやプライベートビーチと、一年を通して熱海を満喫できるアカオリゾート公国様よりご依頼をいただきました。ここでご紹介するのはホテルニューアカオ様。ホテルだけでも、温泉、屋内プール、ダンスホール、エステ、お祭り広場、市場など盛りだくさん。特に、今年オープンしたスパリウムニシキの露天風呂は、高台にあるのに湯船の水面と海面が一体に感じられる設計で、まさに自然と一つになれる癒しの空間となっております。喫煙室に改修するのは15階の屋内プール用更衣室でした。水平線に浮かぶ初島を望むロケーションは、更衣室にしておくのはもったいないほどのオーシャンビューでした。
ご依頼を受け設計に入ったところ、折り上げ天井の裏側はわずか20cmほど。さらにところどころに梁があり、換気扇やダクトを通す隙間はありません。窓から排気するとしても喫煙室内のオーシャンビューを妨げるわけにはいかない。そこで部屋を2つに仕切り、片方を喫煙室、もう片方を機械室兼倉庫として設計を進めました。
景観を乱すことのないよう、そしてホテルのモダンなイメージを崩さないよう、デザインはシックなものとしました。特にこだわったのはファサード部分。大判のガラスを使って廊下からも海が見え、かつ自然光を感じられるものとしました。また、海側も直接既存のサッシが見えないよう方立てしました。結果、額縁のような作りとなり、一つ一つの窓が絵画のように浮き立ちました。
本件も厚労省助成金を利用しました。解体から壁床天井の設置、消防設備の増設、空調の増設が対象となりました。
ホテルのお客様からもご好評いただき、このあとホテルニューアカオロイヤルウイング様を含め合計5箇所の喫煙室を整備させていただきました。
お客様への溢れるホスピタリティは分煙もそのひとつ。進化を続けるアカオリゾート公国をぜひお楽しみください。
