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健康経営と分煙対策コラム

2021.05.26 喫煙所コラム
ビルの非常階段でタバコを吸っても問題はないのか?

法律によって、一般企業のオフィスなどでは原則的に屋内禁煙となっています。
また、屋内で喫煙を行うためには、専用の喫煙所を設置しなければなりません。
では、ビルの非常階段でタバコを吸っても問題はないのでしょうか?
非常階段は屋内ではないので、吸ってもよいと考えている人が多いようです。
非常階段でタバコを吸ってもよいのかについて解説します。

ビルの非常階段でタバコを吸っても問題はないのか?

法律の改正によって、一般企業のオフィスなどでは原則屋内禁煙となっています。
また、屋内で喫煙をするためには、専用の喫煙所を設けなければなりません。
判断に迷うのが、「ビルの非常階段」です。
ビルの非常階段は緊急時の避難ルートとなっていますが、タバコを吸ってもよいのでしょうか。

結論から言えば、ビルの非常階段でタバコを吸うのは避けたほうがよいでしょう。
自社ビルの場合も、賃貸の場合も同じです。
とくに賃貸の場合には、非常階段は占有のものではありません。
共有部分ですので、タバコを吸うとトラブルに発展してしまうことがあります。

非常階段に通じるドアの開閉によってタバコの煙が屋内に流れ混んでくる可能性がありますし、上の階や下の階の人からクレームを受ける可能性があります。
非常階段に通じるドアの近くを多くの人が行き来しているなどの場合には、受動喫煙防止になっていないと言えるでしょう。
受動喫煙防止に努めなければならないため、またトラブルを避けるためにも非常階段でタバコを吸うのは避けるのがオススメです。

屋外喫煙所の設置を検討しよう

ビルの非常階段でタバコを吸うのは、他の住人、テナントなどとトラブルになる可能性があります。
ビルの屋内で吸うことができず、非常階段でも吸うことができないとなると、喫煙者の不満も募りますが、その解決方法が屋外喫煙所の設置です。
屋外喫煙所を設置する際に、注意しておきたいのは以下のようなポイント。
・タバコの煙がビル内に流れ込まないようにする(ビルの出入り口、非常階段の扉からできるだけ離す)
・受動喫煙防止の観点から、近くを非喫煙者が通らない場所に設置する
・近隣に学校、幼稚園、保育園などがないか、大きな影響がない場所であるか。

このようなポイントに注意しながら、屋外喫煙所を設置します。

過去に導入させて頂いた取手市民会館様でも以前は階段下を喫煙スペースとしていましたが、弊社の屋根付き屋外喫煙所を設置することで、非喫煙者の動線を分けることができました。
詳細は以下のページからご覧ください。

導入事例『取手市民会館様』

まとめ

ビルの非常階段であっても、受動喫煙防止に努めなければなりません。
ドアの開閉によって、屋内にタバコの煙が流れ込むことも十分考えられます。
屋外喫煙所などを設け、きちんとした分煙を行うことが大切です。

弊社では、分煙コンサルタントがしっかりと現状を分析、予算や利用者数にあわせて、適切なご提案をさせていただきます。
ビルオーナー様、ビル管理者様は、ぜひ受動喫煙防止対策として屋外喫煙所の設置をご検討いただければ幸いです。

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