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健康経営と分煙対策コラム

2025.11.11 喫煙所コラム
職場環境改善のために取り組むべき分煙対策の課題とは?

皆さんが働いている職場の環境は快適と言えるでしょうか?
職場環境改善のためにできることは、たくさんありますが、近年その重要度が増しているのが、分煙対策です。
日本では、法律が改正され、受動喫煙防止がマナーからルール化されています。
分煙対策は、多くの施設・企業で行われていますが、課題が多いのも事実です。
今回のコラムでは、職場環境改善のために取り組むべき分煙対策の課題について解説します。

分煙対策における課題について

皆さんもご存知のとおり、日本では喫煙に関する法律が改正され、受動喫煙防止がマナーからルール化されました。
そのため、多くの施設や企業では、分煙対策を行っています。
ですが、この分煙対策については、現状課題が多いのも事実です。
では、具体的にどのような課題があるのでしょうか?

喫煙可能なスペースが設置されている場合とされていない場合、それぞれの課題について見ていきましょう。

【喫煙可能なスペースが設置されている場合の課題】

● たばこ休憩が多い

職場において、喫煙可能なスペースが設置されている場合の大きな課題としては、喫煙する社員のたばこ休憩が多い、あるいはたばこ休憩の時間が長いということです。
このような事態を放置してしまうと、喫煙する社員だけ休憩時間が多い、あるいは長いということで、非喫煙者の社員から不公平だという不満の声が挙がってきてしまうでしょう。

● たばこの煙や臭いが漏れ出す

また、大きな課題の1つとして挙げられるのが、たばこの煙や臭いが漏れ出してしまうというものです。
喫煙者はそれほど気にならないかもしれませんが、非喫煙者の多くはたばこの煙や臭いを不快と感じていますし、望まない受動喫煙のリスクも高まるため、早急に改善が必要となります。

● 喫煙スペースの清掃や維持管理に手間やコストがかかる

その他の課題として挙げられるのが、喫煙スペースの清掃や維持管理に手間やコストがかかるということです。
喫煙スペースは、汚れやすいため定期的な清掃が欠かせません。
喫煙する社員が交代で行う場合もありますが、清掃を外部に委託するとなるとコストがかかります。
また、自分たちが清掃をするとなると、コストは抑えられますが、手間がかかるため、負担となってしまう場合もあるでしょう。

【喫煙可能なスペースが設置されていない場合の課題】

● 喫煙する社員が喫煙可能なスペースに行ってしまい、長い時間戻ってこない

喫煙可能なスペースが設置されていないという場合、喫煙する社員は、喫煙可能な近くのスペースに移動して喫煙をすることになります。
そうなると、オフィスから離れることになるので、長い時間戻ってこないということが多くなるのです。
業務に必要な連絡が遅れてしまうなど業務にも支障をきたす恐れがあります。
このような課題は放置するのではなく、なるべく早く改善するのがよいでしょう。

● トラブルやクレーム増加のリスク

喫煙可能なスペースが設置されていない場合、喫煙する社員は、喫煙が可能なスペースに移動して喫煙を行います。
そうすると、近隣住民とのトラブルが発生する可能性や近隣住民からクレームを受ける可能性が高まります。

例えば、喫煙によってたばこの煙や臭いが流れ込んでくるというものや吸い殻をポイ捨てするなどが発生する可能性が考えられるでしょう。
とくに、吸い殻のポイ捨てについてはとくに注意が必要です。
もしも、火のついたままの吸い殻を捨てたという場合には、火災が発生してしまう原因になります。

トラブルやクレームが増加すると、対応するための負担が大きくなりますし、近隣住民との関係が悪化してしまう場合もあるのです。
また、トラブルやクレームが増加してしまうと、企業としての信頼を失うのはもちろんですが、大幅なイメージダウンになってしまうかもしれません。

信頼を失い、企業のイメージがダウンしてしまえば、売り上げも大幅に低下してしまうことになりかねません。
売り上げが低下するだけでなく、最悪の場合には倒産にもつながる可能性があります。
ですから、トラブルを未然に防ぐことための対策が必要です。

課題解決のためにはルールを策定して周知徹底すること

さきほどは、分煙対策における課題について解説しました。
喫煙スペースが設置されている場合もそうでない場合も、多くの課題があるということがおわかりいただけたでしょう。
では、このような課題を解決するためにはどうすればよいのでしょうか?

● 法律に基づいた社内での喫煙ルールの策定・周知徹底

まず、課題を解決するためには、法律に基づいた社内での喫煙に関するルールの策定とそのルールの周知徹底が必要です。
ルールが曖昧になっていると、課題のところで挙げたように、たばこ休憩の回数が多くなる、時間が長くなるなどの問題が出てしまいます。
このような問題を回避するためには、しっかりとしたルール作りが必要です。
また、ルールを策定する際は、法律に基づいたものにするのがポイントとなります。
独自のルールを設けてしまうと、その独自ルールが法律違反となるおそれがあるためです。

● 喫煙スペースの定期的なメンテナンスを行う

喫煙スペースを設置している場合、どうしてもコストがかかるため、定期的なメンテナンスを怠ってしまう場合があるようです。
しかし、メンテナンスが不十分であると、たばこの臭いなどが漏れ出して、大きな問題となる可能性があります。
たばこの臭いが漏れ出してしまうという状況が続くと、喫煙スペースを撤去しなければならない流れとなってしまうでしょう。

● 設置場所の見直し

その他で重要となるのが、喫煙スペースの設置場所の見直しです。
一般的なオフィスでは、屋内もしくは屋外に喫煙スペースを設置することができますが、法律に基づいたものを設置するのはもちろん、適切な場所に設置しているか、が大きなポイントなります。
屋内に設置する場合は、技術的な基準をクリアするだけでなく、できるだけ人通りの少ない場所などに設置するのがよいでしょう。
多くの社員が行き来するような場所に設置してしまうと、喫煙者と非喫煙者の間で、大きなトラブルになってしまう場合やクレームにつながるおそれがあります。

すでに設置しているという場合には、現在の設置場所が適切であるかどうかをもう1度見直してみましょう。

適切な分煙対策は専門家に相談するのがおすすめ

「分煙対策を行っているけれど、どのように改善すればよいのかわからない!」「これから分煙対策を行いたいと考えているが、何からはじめたらよいのかわからない!」という声をよく聞きます。
このような場合には、分煙対策に詳しい専門家に相談するのがよいでしょう。
弊社では、分煙コンサルタントを配置しており、法律に基づいた適切な分煙対策の提案から施工まで対応可能です。
また、弊社では屋内向け・屋外向けの製品を取り扱っておりますので、設置場所や目的、予算にあわせて最適なものをお選びいただけます。
分煙対策でお困りなら、お気軽にご相談ください。

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まとめ

職場環境改善のために取り組むべき、分煙対策の課題は複数あります。
課題を放置してしまうと、トラブルやクレームの増加になどにつながる可能性があるため、課題を改善しなければなりません。
課題を解決するためには、法律に基づいたルールを策定し、周知徹底することや喫煙スペースの定期的なメンテナンスを行うなどが重要となります。
分煙対策で課題を抱えているという場合には、専門的な知識を持つ、専門家に相談するとよいでしょう。

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