屋外喫煙所・喫煙スペースの製品および納入事例、豊富にございます。
お気軽にお問合せ下さい。
健康経営と分煙対策コラム

2023.07.06 喫煙所コラム
実施している分煙効果を確認するための測定方法とは?

法律の改正によって、「分煙」もしくは「全面禁煙」を選択することになっています。
全面禁煙を選択するところもありますが、喫煙者と非喫煙者との共存を考えて、分煙を選択するケースも多くなっているようです。
分煙で最も気になるのが、「分煙効果」について。
今回のコラムでは、「実施している分煙効果を確認するための方法」について解説します。

「浮遊粉じん濃度」や「一酸化炭素濃度」が重要なポイント

分煙を選択した場合に、気になるのが「分煙効果」についてです。
現在、行っている対策が十分であるのか、改善すべきポイントはあるのか、などはとても気になるところ。
ですが、実際の効果というのは目で見てわかるものではありません。
そのため、どのように評価すればよいのかわからないという声もよく聞きます。

まず、喫煙所の分煙効果を確認するためには、2つのポイントに注意する必要があると言われているのです。
● 浮遊粉じん濃度
● 一酸化炭素濃度

浮遊粉じん濃度についてですが、こちらは平均が0.15 mg/m3以下。
一酸化炭素濃度については、平均が10 ppm以下が望ましいとされています。
また、それぞれの測定に用いる機器についてですが、浮遊粉じん濃度については、デジタル粉じん計などを用いて測定。
一酸化炭素濃度については、検知管などを用いて測定を行います。
もしも、基準を満たしていないという場合には、改善を検討する必要があると言えるでしょう。

詳しい測定方法や基準については、厚生労働省の資料に掲載されていますので、チェックしておくことをおすすめします。

それから、施設の種類によっても異なりますが、屋内に喫煙所を設置する場合には、技術的な基準をクリアする必要がありますので、そちらも忘れないようにしましょう。

空気清浄機を設置するだけでは十分な対策にならない

分煙効果を上げるために、空気清浄機の設置を検討する人もいるでしょう。
空気清浄機であれば、たばこの有害物質や一酸化炭素なども除去できるのではないかと考えるためです。
しかし、結論から言ってしまうと、空気清浄機を喫煙所に設置しただけでは分煙効果を上げることはできません。
その理由としては、次のようなものです。
● たばこの煙に含まれる有害物質を除去できないため
● 換気能力がないため
● 一酸化炭素を除去することができないため

まず、大きな理由として挙げられるのが、たばこの煙に含まれる多くの有害物質を取り除くことができないからです。
皆さんもご存知のように、たばこの煙には多くの有害物質が含まれています。
この有害物質を除去することができれば、よいのですが一般的な空気清浄機にそのような力はありません。
そのため、空気清浄機だけを設置しても高い効果を上げることは難しいと言えるのです。

それから、次に大きな理由として挙げられるのが、換気能力がないということ。
カビ・花粉・ウイルスなどを分解・除去することはできますが、換気機能が搭載されているわけではありません。
別途、換気が必要となりますので空気清浄機の設置だけで、高い効果を上げるのは難しいと言えるでしょう。

さらに、一酸化炭素を除去することはできないと言われていますので、一酸化炭素濃度を下げることはできません。
冬などにストーブなどの近くで使用していると、一酸化炭素を除去することはできませんので、どんどんと一酸化炭素の濃度が高まってしまいます。
空気清浄機には、一酸化炭素を除去する能力はありませんので、こまめな換気が必要となることを知っておきましょう。

ですから、空気清浄機の設置だけでなく、効果的な分煙方法を検討する必要があります。

分煙コンサルタントに相談するのもおすすめ

「分煙方法がわからない!」「効果的な分煙ができているか不安!」「たばこの煙やニオイが漏れているのでなんとかしたい!」など、分煙に関する悩みは多いと思います。
このような悩みを、一人で解説するのはとても難しいものです。

そんなときに、おすすめなのが「分煙コンサルタント」に相談するという方法。
分煙コンサルタントは、分煙に関する専門的な知識を持っています。
現状抱えている問題を解決するために、最適な分煙方法や解決策をアドバイスしてくれるのです。
アドバイスを受けることで、現在抱えている悩みを解消することができます。
弊社では、分煙コンサルタントを配置しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、インターネット上には、分煙に関する活用事例・導入事例などがありますので、そちらの事例を参考にしてみるのもよいでしょう。

▼屋外設置型喫煙所

▼屋内喫煙室
屋内喫煙室

▼導入実績はコチラから
施設別導入事例

まとめ

分煙効果を確認するためのポイントは、「浮遊粉じん濃度」や「一酸化炭素濃度」と言われています。
これらの数値が一定以下になることが望ましいとされているのです。
分煙効果を高めるために、空気清浄機の設置を検討する人もいるようですが、設置だけでは十分な効果を期待することはできません。
専門的な知識を持つ、分煙コンサルタントに相談するのがよいでしょう。

本サイトではより良いサービス提供のために、Cookie情報を通してお客様の利用状況データを収集しています。同意される方は「同意する」ボタンを押してください。 同意しない方はリンク先よりオプトアウト設定をお願い致します。 収集した個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシーよりご確認下さい。

お問い合わせ・資料請求はこちら