2022.07.11
喫煙所コラム
タバコ休憩は禁止するべきか?タバコ休憩は不公平?
企業の中でよく問題として挙がるのが、「タバコ休憩」についてです。
喫煙者にとっては、必要なことかもしれませんが、非喫煙者からすると喫煙者だけに「タバコ休憩」が認められるのは「不公平ではないか?」と感じてしまうことでしょう。
今回のコラムでは、「タバコ休憩は禁止するべきか?」「非喫煙者が不公平と感じないためにはどうすればよいのか?」について解説します。
非喫煙者のタバコ休憩に関する考え方は非常に厳しい
喫煙者からすると、喫煙をするために休憩をするのは、適度なストレス解消、息抜き、トイレに行く感覚と一緒なのかもしれません。
ですが、非喫煙者が考える「タバコ休憩」は非常に厳しいものです。
非喫煙者が考えるタバコ休憩に対するものとしては、次のようなものが多くなっています。
○ トイレに行くのとは違い、必要のないもの
○ 余分に休憩を取るのは不公平
○ 同じ給料をもらっているのに、喫煙者だけタバコ休憩があるのはおかしい
仕事中にトイレに行く、あるいは飲み物を飲むのは多くの人が行うことなので、不公平だと感じる人はいません。
しかし、「タバコ休憩」は喫煙者だけが行うものであり、必要のないもの、非喫煙者よりも余分に休憩を取るのは不公平という意見が根強いようです。
このように、非喫煙者から見ると、喫煙者のタバコ休憩は理解できない、納得できない人が多いと言えるでしょう。
それから、非喫煙者が喫煙者に対する不満として多いのが「タバコの臭い」に関することです。
タバコの臭いが嫌だという意見が多くなっています。
喫煙に関するルールを明確化することが重要
喫煙者の「タバコ休憩を禁止」するだけでは、非喫煙者からの不満を解消することは難しいでしょう。
仮に、非喫煙者からの不満を解消できたとしても、今度は喫煙者からの不満が大きくなってしまいます。
一般的には、喫煙者と非喫煙者が混在していますので、どちらか一方の意見だけに耳を傾けるのは、良い方法とは言えません。
双方が働きやすい、快適な環境を構築する必要があります。
そのためには、「喫煙に関するルールを明確化すること」が重要です。
このルールが不明確になっていると、非喫煙者からの不満が大きくなってしまいます。
例えば、次のようなルールを決めるとよいでしょう。
○ 喫煙は喫煙所など決められた場所のみで行う
○ 通常の休憩の際に喫煙をして、別途タバコ休憩を取ることを禁止する
○ 喫煙所は、非喫煙者に配慮して非喫煙者が普段通らない、近寄らない場所に設置する
○ 状況に応じて、脱臭機などを使いクレームの多いタバコの臭いを抑えるようにする
非喫煙者からの不満として多いのが、通常の休憩とは別に「タバコ休憩を取ること」です。
そのため、通常与えられている休憩時間に喫煙をするようにルール化するとよいでしょう。
別途タバコ休憩を取ることを禁止しても、喫煙自体を禁止しなければ喫煙者からの不満も抑えられます。
また、非喫煙者への配慮から喫煙所以外の場所での喫煙を禁止し、喫煙所の場所も非喫煙者が通常近づかないような場所に設置するのがおすすめです。
さらに、クレームの多いタバコの臭いについては、「強力な脱臭機」を設置することで臭いを抑えることが可能。
非喫煙者に対して十分な配慮を行いつつ、分煙を選択することで喫煙者に対しても配慮できます。
企業の中には、全面禁煙としているところもありますが、喫煙者だけが大きな負担を強いられ、大きなストレスとなっている場合もあるようです。
どちらか一方に大きな負担をさせるのではなく、「共存できる環境を構築すること」が最も重要と言えるでしょう。
実際に、喫煙所を設置して喫煙者と非喫煙者の共存を実現している企業も多くあります。
タバコ休憩に不満を持つ社員をそのままにしておくのではなく、企業全体で喫煙に関するルールを明確化することが大切です。
弊社では、これまでに多くの企業様に喫煙所を納品・設置してきた実績がございます。
また、専門の分煙コンサルタントを配置して、お客様の「喫煙に関する問題」をヒアリング。
問題の解決方法・最適な喫煙所をご提案いたします。
弊社では、屋内・屋外に設置できる喫煙所を多数取り揃えておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
実際の設置事例もホームページにて公開しておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。
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施設別導入事例
まとめ
多くの企業で、「タバコ休憩」に関する問題が起きています。
非喫煙者からすると、喫煙者のタバコ休憩は非常に不公平だと感じることが多いようです。
そのような不満を解消するには、タバコ休憩を禁止するだけでなく、明確な喫煙ルールを設けることが大切。
通常の休憩の際に喫煙をさせるようにすれば、非喫煙者からの不満も少なくなるでしょう。
全面禁煙とすることも可能ですが、そうなると喫煙者からの不満が大きくなってしまいます。
適切な喫煙ルールを設けて、分煙を行うことで両者の共存が可能です。