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健康経営と分煙対策コラム

2023.02.02 喫煙と健康
スモークハラスメントを放置すると裁判に発展することも!

近年、話題となっているのが「スモークハラスメント」です。
放置していると裁判に発展してしまうこともあります。
今回のコラムでは、「スモークハラスメント」について見ていきましょう。

喫煙を強要される、受動喫煙を余儀なくされるのがスモハラ

すでにご存知の方も多いでしょうが、「スモークハラスメント」について解説します。
略してスモハラと呼ばれることが多いですが、喫煙を強要される、自分の意志とは関係なく受動喫煙を余儀なくされてしまうのがスモークハラスメントです。
非喫煙者にとっては、たばこの煙やニオイなどによって大きなストレスとなっています。
また、健康被害についても気になるところでしょう。
具体的な事例としては、次のようなものがあります。

○ 職場で上司または同僚が同室内で喫煙をしている
○ 営業車などで一緒に移動する際に車内で上司や同僚が喫煙をする
○ 飲み会等の席で上司や同僚が喫煙をする
○ 上司や同僚が休憩中に喫煙して戻ってきた際のニオイが不快
○ 打ち合わせなどで喫煙者が非喫煙者を喫煙所に呼び出す

現在では、法律が改正されているため同室内で喫煙をするというのは少なくなっているようです。
しかし、実際にそのようなことが行われているケースもあります。
また、営業職などであれば営業車で上司や同僚と一緒に移動するケースもあるでしょう。
その際に、喫煙してしまうケースもあります。
同僚であれば、断ることもできるでしょうが相手が上司や先輩などの場合であれば、嫌でも断れないというケースも多いようです。

さらに、飲み会などで居酒屋などにいくと喫煙が可能なところもあります。
そのような場所で、飲み会などが開かれると喫煙者は喫煙をするでしょう。
非喫煙者は、自分の意志に関係なく受動喫煙を余儀なくされてしまいます。
他にも、喫煙所で吸っていても戻ってきた際のニオイが気になるという人も多いようです。
それから、上司や同僚などが非喫煙者を打ち合わせなどで、喫煙所に呼び出すケースもあります。
このような行為は、スモークハラスメントとなる可能性があるため、十分注意しなければなりません。

過去には裁判に発展した例もある!

最初に、スモークハラスメントや具体的な事例について紹介しました。
喫煙者の中には、重要なことではないと認識してしまっている人もいるようです。
ですが、過去には裁判に発展してしまった例もあります。
そのため、放置してしまうのはとても危険であると言えるでしょう。
2015年には、自動車教習所に勤める男性が、職場内の喫煙所から漏れた煙による受動喫煙によって持病である心臓病が悪化したとして訴訟を起こしています。
この裁判では、最終的に解決金100万円で調停が成立。

参考:https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-67838.html

また、2016年には大手住宅メーカーの社員だった女性が、職場の受動喫煙対策が不十分だったことで健康被害を受けたとして会社に賠償を求めて訴訟を起こしています。
この裁判では、最終的に会社側が女性に対して解決金約350万円を支払うことで和解。

参考:https://mainichi.jp/articles/20160604/k00/00m/040/198000c

裁判にまで発展してしまった例を2つ紹介しましたが、このように受動喫煙が問題となり社員が訴訟を起こすことは十分考えられます。
裁判に発展してしまえば、社員との関係が悪化してしまうのはもちろんですが、社会的な信用も低下してしまうことでしょう。

喫煙者と非喫煙者が共存できる環境を構築することが大切

一般的な職場では、喫煙者と非喫煙者が混在しています。
そのため、両者が共存できる環境を構築することが大切です。
もう少し具体的に言えば、「空間分煙」を行うということ。
空間分煙は、喫煙できる場所と禁煙場所を分けるということです。

喫煙できる場所と禁煙場所を明確に分けることで、両者の共存が可能となります。
非喫煙者は、望まない受動喫煙を防止することができるでしょう。
また、ただ空間分煙を行うだけでは、スモークハラスメント防止することは難しいと言えます。
重要なのは、喫煙者にどのようなものがスモークハラスメントとなるのかを理解させることです。
喫煙者自身が、望まない受動喫煙を防止するという意識を持たないと、このハラスメントを防ぐことはできません。
ポスターやその他の掲示物などを使って、どのような行為がハラスメントにあたるのか、などを周知徹底しておくとよいでしょう。
実際に裁判に発展した例についても紹介しておくと、より効果的と言えます。
ハラスメントを放置するのではなく、未然に防ぐという意識が大切です。

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まとめ

スモークハラスメントによるトラブルが全国で起きています。
そのまま放置しておくと、裁判に発展してしまうこともあるのです。
裁判に発展してしまうと、社員との関係が悪化してしまいますし、信用を失うことにもなりかねません。
そのようなリスクを小さくするためにも、正しい喫煙ルールやマナーを徹底させていきましょう。
喫煙者は、望まない受動喫煙を防止するという意識を持つことが大切です。

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