2021.08.31
分煙対策・受動喫煙対策
学校で教師がタバコを吸うことはできる?できない?
昔の学校であれば、教師がタバコを吸っているシーンをよく見かけたと思いますが、改正健康増進法によって、大きな変化が起きました。
学校で教師がタバコを吸うことはできるのか、それともできないのかについて解説します。
学校では敷地内禁煙
すでに大人になっている人であれば、昔は学校でタバコを吸っている教師をよく見かけたと思います。
しかし、現在では、改正健康増進法によって、学校では敷地内禁煙となりました。
そのため、原則学校では、教師がタバコを吸うことはできません。
よく問題となるのが、教師が敷地内に駐車している自分の車のなかで喫煙をするというものです。
自分の車であれば喫煙しても問題がないと考えてしまいがちですが、これは立派な違法行為となります。
確認しておかなければならないのは、敷地内に停めている自分の車も規制の対象となる点です。
実際に車のなかで喫煙をして、問題となった教師もいます。
学校の敷地内では、禁煙、さらに車内で喫煙をすることも違法行為であることを周知徹底することが大切です。
第一種施設でも特定屋外喫煙場所を設置できる
学校の場合、第一種施設となっており、敷地内禁煙となっていますが、特定屋外喫煙場所の設置は可能となっています。
この特定屋外喫煙場所とは、以下のような場所のことです。
・場所が区画されている。
・喫煙場所であることの標識を掲示している
・通常立ち入らない場所に設置する (近隣の建物に隣接するような場所には設置しないよう配慮する)
学校で教師が喫煙をするには、この特定屋外喫煙場所の設置が必要ということになります。
学校の敷地内、例えば車内などで喫煙をする、あるいは隠れて喫煙をすると、生徒、保護者、近隣住民からのクレームにつながります。
無用なトラブルを避けるためには、特定屋外喫煙場所の設置を検討しましょう。
特定屋外喫煙場所の設置については、ぜひ、お気軽に弊社までご相談ください。
まとめ
法律の改正によって、学校の敷地内で教師がタバコを吸うことはできなくなりました。
敷地内に駐車している自分の車の車内で吸うことも違法行為となります。
学校では、敷地内禁煙が原則ですが、特定屋外喫煙場所が設置されていれば、そこでの喫煙が可能となります。
敷地内で隠れて吸うなどの行為は違法行為であり、クレームにつながるため、特定屋外喫煙場所の設置を検討しましょう。
ぜひ、弊社にお気軽にご相談ください。