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健康経営と分煙対策コラム

2022.08.02 分煙対策・受動喫煙対策
三次喫煙によっていつまで有害物質にさらされてしまうのか?

最近では、「三次喫煙」という新しい考え方が広がりつつあります。
そこで、気になるのが「三次喫煙でいつまで有害物質にさらされてしまうのか?」ということです。
今回のコラムでは、いつまで続くのかについて解説します。

喫煙後45分間は有害物質が出ている

新しい考え方として、三次喫煙というものが広がりつつあります。
では、いつまで有害物質にさらされる危険性があるのでしょうか?
喫煙者が喫煙後の呼気からは約45分間は有害物質が出ていると言われています。
つまり、45分間は三次喫煙の危険性があると言えるでしょう。

ただし、これはあくまでも喫煙者が喫煙した後の呼気の話です。
部屋で喫煙をした場合には、その部屋の壁やカーテン、床、カーペットなど様々な場所に有害物質が残留してしまうことになります。
換気をする、あるいは簡単な清掃を行うだけでは完全に有害物質を取り除くことはできません。
そのため、長期間にわたり影響を及ぼす可能性が指摘されています。

大きな影響を受けやすいと言われているのは子どもです。
それから、ホテルなどの喫煙ルームを清掃スタッフについても同様に大きな影響を受ける可能性があると言えるでしょう。
いつまで有害物質のリスクにさらされるのか、という明確な答えはまだ明らかになっていません。

目に見えない、臭いではわからない!

三次喫煙の大きな問題点は、「目に見えないこと、必ずしも臭いではわからないこと」です。
たばこを吸っていない人は、部屋の中や車の中など臭いですぐに気づくことも多いでしょう。
しかし、有害物質が残留しているかどうかは、目には見えませんし、臭いでわかるとも限りません。
知らないうちに、手を触れている、知らないうちに吸引してしまっている可能性もあるのです。
三次喫煙を防ぐには、まずは喫煙者の意識を高めることが大切。
喫煙によって、三次喫煙などの影響を及ぼす可能性があることを理解して、喫煙場所などを考えるようにしましょう。
それから、決められた喫煙ルールを守ることも重要です。

まとめ

三次喫煙によっていつまで有害物質にさらされてしまうのかは、完全には解明されていません。
そのため、長期間にわたり影響を及ぼす可能性も指摘されています。
大切なことは、喫煙者が三次喫煙について正しく理解すること、周囲に影響を及ぼす可能性があることを理解して行動することです。
職場や自宅などどこにいるときでも、配慮を忘れてはいけませんし、喫煙ルールを守らなければなりません。

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