2023.05.15
喫煙所コラム
宿泊する旅館の喫煙室が臭い！有効な対策はあるのか？
ビジネスやプライベートで、旅館に宿泊するケースもあると思いますが、そこで注意しておきたいのが「喫煙室」と「禁煙室」の存在です。
現在では、禁煙室が圧倒的に多くなっていますが、喫煙室の需要もあるため、どちらかの部屋を選択できることがあります。
混雑する時期などは、喫煙室しか予約を取ることができず、宿泊したら「部屋が臭い！」などを経験した人もいるようです。
今回は、「宿泊する旅館の喫煙室が臭いというのを防ぐ方法」について解説します。
喫煙室しか取れなかった場合の対応
非喫煙者が、ビジネスやプライベートで旅館に宿泊する場合、禁煙室を予約して宿泊するのが一般的です。
しかし、長期連休や旅行シーズン、大きなイベントなどが開催されている場合などは、喫煙室しか予約ができないケースもあります。
喫煙室は、その名前の通り、たばこを吸うことができる部屋ですので、非喫煙者が利用すると「たばこのニオイで臭い！」と感じてしまうことがあるでしょう。
また、人によってはたばこのニオイによって、気分が悪くなってしまう場合もあります。
このようなケースでは、どうすればよいのでしょうか？
次のような対策があります。
① 旅館側に消臭対策をお願いする
② 部屋に消臭スプレー・空気清浄機・脱臭機などがあるかを確認する
③ 禁煙室に交換が可能であるか確認する
旅館によっても異なりますが、宿泊前に旅館側に、たばこの消臭対策を依頼するのも有効な対策です。
対応してもらえるかどうかは、旅館によって異なりますが、事前に消臭対策をしてもらうことで、「喫煙室が臭い！」というのを軽減することが可能。
また、旅館側に消臭対策を依頼するのが難しい場合、部屋に消臭スプレー・空気清浄機・脱臭機などが備え付けられているか、を確認しておくことも大切です。
喫煙室の場合には、たばこのニオイが壁や空調などにも染み込んでいるためいるため、ニオイを完璧に消すことはできません。
しかし、消臭スプレー・空気清浄機・脱臭機などがあれば、ニオイを軽減することは可能です。
もしも、設置されていない場合には、ドラッグストアなどで消臭スプレーを購入しておくのもよいでしょう。(※旅館側が持ち込みや使用を許可している場合)
それから、喫煙室から禁煙室への変更が可能であるかを確認するのも良い方法です。
旅館側にキャンセルなどが出ていて、禁煙室に空きがあれば交換してもらえる可能性があります。
もちろん、禁煙室が満室であれば対応してもらうことができないため、運次第となってしまいますが、宿泊当日にも確認しておくべきです。
禁煙室での喫煙は絶対にNG
ここまでは、禁煙室を希望する人が喫煙室の予約しか取れなかった場合の対策について解説してきました。
ですが、反対の状況も十分起こる可能性があります。
つまり、喫煙室を希望したものの禁煙室しか取れなかったというケースです。
喫煙者で、禁煙室しか予約が取れなかった場合、「隠れて喫煙をしても発覚することはないのではないか？」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、結論から言えば絶対に禁煙室での喫煙は避けるべきです。
たばこの煙やニオイは部屋の中に残ってしまいますので、発覚する可能性は非常に高いと言えます。
さらに、発覚するだけでなく旅館によっても異なりますが、次のような費用を請求される可能性があるのです。
・部屋のクリーニング代
・客室に設置している煙感知器が作動した場合、賠償金を請求される
禁煙室として、宿泊客に提供している部屋で、喫煙をされると旅館側は大きな被害を受けることになります。
壁や天井はもちろんですが、エアコンなどの空調にもニオイが入り込んでしまい、通常の清掃ではニオイを落とすことが難しくなってしまうのです。
そのため、旅館側から部屋のクリーニング代を請求される可能性が高くなります。
また、それぞれの客室などには火災などに備えて、煙感知器が設置されているケースが多いのですが、たばこで感知器が反応してしまう可能性があるのです。
もしも、たばこによって感知器が反応してしまった場合には、旅館側から賠償金を求められる可能性があります。
このように、禁煙室で喫煙を行うことは、ルール違反となるだけでなく、金銭的な面で大きなリスクがあるのです。
そのため、旅館では必ずその旅館の喫煙ルールに従うことが重要となります。
自分が宿泊する部屋が、禁煙なのか喫煙可能なのかを確認するのはもちろん、喫煙可能場所なども確認しておくとよいでしょう。
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施設別導入事例
まとめ
「宿泊する旅館の喫煙室が臭い！」という状況を防ぐには、いくつかの方法があります。
まずは、事前に旅館に対策を依頼することです。
それから、部屋に消臭スプレー・空気清浄機・脱臭機などが備え付けられているかを確認すること。
他には、禁煙室への変更が可能であるかを確認するなどが、防ぐための有効な対策として挙げられます。
ぜひ、覚えておくとよいでしょう。
