2024.02.02
喫煙所コラム
喫煙に関してよく聞く分煙とは簡単に説明すると何?
喫煙に関する問題で、よく聞くのが「分煙」という言葉です。
分煙とは、簡単に説明するとどういうことなのだろうか?と思っている人も多いでしょう。
今回のコラムでは、「分煙とは簡単に説明すると何か?」について解説します。
分煙とは喫煙可能な場所と禁煙場所を区切ること
喫煙に関する問題で、よく聞かれるのが「分煙」という言葉。
分煙とは、簡単に説明すると、喫煙可能場所と禁煙場所を区切ることです。
分煙の目的は、受動喫煙を防止するために行われています。
分煙には、2つの種類がありそれぞれに違いがあるのです。
● 空間分煙
空間分煙は、喫煙可能な場所を決めて、その場所以外を禁煙とする分煙のことです。
喫煙者と非喫煙者が混在している施設では、多く取り入れられている分煙となっています。
ホテルなどの宿泊施設では、喫煙が可能なフロアや禁煙フロアなどに分けているところもありますが、このようなものが空間分煙です。
● 時間分煙
分煙では、空間分煙が一般的ですが、もう1つの分煙があります。
それは、「時間分煙」です。
最初に解説した、空間分煙は喫煙可能な場所と禁煙場所を空間、エリアで分けるというものでした。
それに対して、時間分煙は空間ではなく時間で区切るというものになります。
例えば、午前9時から午後0時まで禁煙、午後1時から午後5時まで喫煙可能などのように、時間で区切るのが時間分煙です。
ただし、このような時間分煙を採用している施設は、少なくなっています。
現在では、空間分煙が主流となっているのです。
空間分煙を行う場合のポイント
一般的な施設では、喫煙者と非喫煙者が混在しているため、空間分煙を選択する場合が多いでしょう。
空間分煙を選択する場合のポイントについて押さえておくことが大切です。
重要となるのは、次のようなポイントになります。
● 排気装置の保守管理
まず、重要となるのが排気装置の保守管理についてです。
空間分煙を行う際には、非常に大きなポイントと言えるでしょう。
屋内に喫煙室を設置する場合には、排気装置が必要となります。
たばこの煙を屋外に排出するための装置ですが、保守管理を行っていないと、十分な効果を発揮することができず、煙や臭いが排出されず外に漏れ出してしまう可能性があるのです。
たばこの煙や臭いは、非喫煙者とのトラブルの原因となりますし、受動喫煙の恐れが生じるため、保守管理はとても重要となります。
とくに、利用者が多い場合には、汚れも蓄積されやすいので十分注意が必要です。
こまめな清掃も行うのがおすすめ。
● 空気環境の測定
それから、さらに重要となるのが空気環境の測定についてです。
空気環境の測定では、浮遊粉じん濃度や一酸化炭素濃度などを測定する必要があります。
その他では、非喫煙場所から喫煙場所への気流における風速も測定の対象です。
空気環境の測定については、測定が可能な測定機器を使って、測定する方法があります。
また、測定機器を持っていないという場合には、測定が可能な専門業者に委託をするのがよいでしょう。
定期的に空気環境の測定を行い、改善の必要があれば、改善を行うことが大切です。
ご存知の方も多いと思いますが、たばこには有害物質なども多く含まれていますので、空気環境を定期的に測定することは、受動喫煙防止の観点からも非常に重要となります。
ぜひ、このポイントを押さえておきましょう。
● 喫煙ルールの徹底や状況の確認
喫煙に関するトラブルでは、喫煙者がルールを守らない、ルールを徹底していないというケースがあります。
喫煙ルールを守らなければ、喫煙者と非喫煙者の共存が難しくなってしまいます。
共存が可能な職場環境を構築するには、喫煙者が喫煙ルールをしっかりと守ること、喫煙ルールを守っているかの状況を定期的に確認することが大切です。
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分煙について簡単に解説してきましたが、「何から行えばよいのかわからない!」「どうすればよいのかわからない!」という人も少なくないでしょう。
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まとめ
喫煙に関する言葉で、よく聞く分煙とは喫煙可能な場所と禁煙場所を区分けすることです。
分煙には、空間分煙と時間分煙がありますが、現在では空間分煙を行っているところが多くなっています。
空間分煙を行う際には、排気装置の保守管理や空気環境の測定、喫煙ルールの徹底や状況確認などを行うことが大切です。
喫煙者と非喫煙者が共存できる環境を構築するには、重要なポイントとなります。