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健康経営と分煙対策コラム

2023.09.06 喫煙所コラム
多くの人が頭を悩ませるタバコポイ捨て!対策の成功例とは?

現在、全国各地で大きな問題となっているのが、タバコポイ捨てです。
景観が損なわれるだけでなく、火災などに発展してしまった例もあります。
今回のコラムでは、多くの人が頭を悩ませている、タバコポイ捨てについて、その対策や成功例について見ていきましょう。
そのまま、十分な対策を行わないと、大きな問題になってしまう場合があります。

ポイ捨てが原因による火災が発生している

タバコポイ捨ての有効な対策や対策の成功例について、考える前になぜ対策が必要なのか、について解説します。
対策が必要となる最大の理由は、「火災が発生するリスクがあるため」です。

例えば、2022年に静岡で起きた飲食店火災では、消火が不十分なタバコの吸い殻をゴミ箱に捨てたことで出火したと発表されています。
この火災では、消防隊員1名が亡くなっているのです。
(参考:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/364033)

また、2021年に栃木県で起きた山火事では、出火場所と思われる場所に、複数のタバコの吸い殻が落ちていたと発表されています。
山火事の原因は、タバコと推測されているのです。
この火事での被害額は、3,200万円に上ると発表されています。
(参考:https://www.sankei.com/article/20210330-Z6FGWMUURNMDTGK6LDXW7GZ3IY/)

上記で紹介した火災は、いずれもタバコポイ捨てが原因とされています。
ポイ捨てした人は、大きな問題と考えていないのでしょうが、大きな火災につながる恐れがあるのです。
その結果として、人の命を奪ってしまうこともあります。
ですから、絶対にポイ捨ては許される行為ではないのです。

投票型喫煙所で吸い殻のポイ捨てが激減!

ポイ捨ては、火災のリスクがあり、有効な対策が求められますが、実際には有効な対策がなく頭を抱えている場合が多くなっています。
では、ポイ捨て対策の成功例はあるのでしょうか?
実は、次のような成功例があります。

● 渋谷センター街でポイ捨てが9割減になった
成功例としてご紹介したいのが、渋谷センター街での成功例です。
長い間、吸い型のポイ捨てに悩んでいたそうですが、ある対策を行ったところ、なんとポイ捨てが9割も減ったといいます。
実際に行われていたのは、投票型喫煙所の設置です。
投票型喫煙所は、二者択一の質問が書かれており、消火後の吸い殻をどちらかの穴に捨てることで、投票ができるというもの。

喫煙者がきちんと、吸い殻を捨ててくれることで、ポイ捨てを減らすことができる仕組みです。
この対策が成功した理由の1つは、喫煙者が楽しみながら簡単にできるということでしょう。
喫煙者がきちんと、吸い殻を捨てることで、清掃の手間が省けますし、周囲の人にとっても大きなメリットとなります。
残念ながら、この投票型喫煙所は、常設されているものではなく、実証実験として土日のみに設置されているそうです。
ただし、実験であったとしても、これからポイ捨て対策として、十分な効果を期待することができます。

多くの自治体では、注意を促す、罰金を取る、パトロールをするなどの対策を行っていますが十分な効果は挙げられていないようです。
今後は、この実験のように、喫煙者を楽しませながら、喫煙者自身に吸い殻をきちんと捨てさせるというのがポイントになるでしょう。
これから、対策を行おうと考えているのであれば、参考にしておくことをおすすめします。

防犯カメラの設置も増えている


自治体によっては、ポイ捨てを防止するために、定期的にパトロールを実施しているところもあるようです。
しかし、パトロールをしているだけでは、大きな効果を得ることは難しいでしょう。
そこで、全国の自治体で導入が進められているのが、防犯カメラの設置です。
タバコだけでなく、不法投棄などが多い場所には、防犯カメラの設置が進められています。
設置することで、ポイ捨てや不法投棄をした人を、映像として記録することができますし、犯人の特定にもつながりやすくなるのです。

また、防犯カメラは夜間の撮影も可能なものが多く、人間がパトロールをするよりも負担が少なく、24時間体制で警戒をすることができます。
さらに、設置しているだけでも犯罪防止効果や抑止力として期待できるので、防犯カメラを設置するのも有効な対策の1つと言えるでしょう。

不法投棄や山火事のリスクが高い、林の近くなどにも設置するとより効果的です。
反対に、何も対策を行わないと、どんどんと状況が悪化してしまう可能性があります。
自治会など地域と協力して、防犯カメラの設置を進めて、ポイ捨て被害を減らすことが大切です。

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施設別導入事例

まとめ

タバコポイ捨ては、非常に大きな問題となっています。
景観が損なわれる、清掃が大変などというだけでなく、火災などにつながる恐れがあり、最悪の場合には人の命が奪われてしまう可能性があるのです。
実験段階ですが、投票型喫煙所の設置で、ポイ捨てが減ったという報告がされていますので、こちらを参考にするとよいでしょう。
また、多くの自治体では、対策として防犯カメラの設置を進めています。
こちらも有効な対策となりそうです。

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