2021.05.21
分煙対策・受動喫煙対策
タバコの煙はどこまで届くのか?意外と広がる副流煙の害
最近では、タバコに関する法律なども非常に厳しくなってきました。
法律が厳しくなった大きな理由は、望まない受動喫煙を防止するためです。
喫煙者からすると、屋外で吸っていれば、そんなに遠くまで、タバコの煙は届かないと思っているでしょうが、実は遠くまで届くこともあります。
タバコの煙はどこまで届く?
最近では、電子タバコなども増えてきましたが、一般的な紙巻タバコの場合、どのくらいの距離までタバコの煙が届くか知っていますか?
日本禁煙学会の「屋外における受動喫煙防止に関するに見解と提言」によれば、無風の状態で、ひとりの喫煙者によるタバコの煙の到達範囲は直径14mの円周内であるとされています。
また、ひとりではなく、喫煙者が複数いて、同時に喫煙をすると、この直径は約2~3倍になるとされます。
さらに、風の強さなどによってもタバコの煙が届く範囲は変わるでしょう。
直径14mの円周内というのは、皆さんが想像しているよりもずっと遠くまでタバコの煙は飛んでいるということになると思います。
屋外でタバコを吸えば、問題ないと思っている喫煙者の方もいるかもしれませんが、実は遠くまでタバコの煙は届いてしまうのです。
屋外に、灰皿が置かれているだけなどの場合には、タバコの煙が大きなトラブルにつながってしまうという恐れもあります。
タバコの煙は、自分が想像しているよりも遠くまで届くということを知っておきましょう。
望まぬ受動喫煙を防止するためにできることとは?
最初に解説したように想像しているよりも、ずっと遠くまでタバコの煙が届いてしまうということがわかりました。
喫煙者はタバコを吸いたい、非喫煙者は望まぬ受動喫煙を防止したい、この両者を上手く両立させるためには、どのようなことができるのか、ですが、「分煙をする」のが最も良い方法です。
ただ、分煙をするだけではなく、タバコの煙が非喫煙者のところに届かないように、壁や天井などでしっかりと覆った喫煙所を設置する、あるいは、非喫煙者が通らないスペースに屋外喫煙所を設置することが大切です。
これによって、問題を解決することができます。
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まとめ
タバコの煙は喫煙者が思っているよりも遠くまで届きます。
そのため、非喫煙者に配慮しなければなりません。
弊社の分煙コンサルタントにご相談いただければ、非喫煙者にタバコの煙が届かないようにするための喫煙所の設置が可能です。
喫煙者と非喫煙者がお互いに快適に過ごすために、ぜひ弊社の力をお役立てていただければ幸いです。