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健康経営と分煙対策コラム

2021.07.21 分煙対策・受動喫煙対策
飲食店、ホテルの受動喫煙対策とは。防止に役立つ喫煙スペースの設置事例

東京オリンピック開催に関連して、飲食店・ホテルでの受動喫煙防止の気運が高まっています。
現在は受付が終了しましたが、政府が受動喫煙防止支援補助金を募集するなど、国を挙げて喫煙のあり方が見直されています。本記事では飲食店やホテルの経営者様を対象に、本業界に求められる受動喫煙対策やその事例、関連商品を紹介します。
厚生労働省の公式情報を中心に解説するので、喫煙所の設置等をご検討の方は是非ご確認ください。

飲食店・ホテルに求められる受動喫煙対策

飲食店・ホテルに求められる受動喫煙対策

飲食店・ホテルに受動喫煙対策が求められるようになりました。その代表的な理由は、冒頭で述べた通り、国際的な潮流に対応したり、非喫煙者を副流煙による健康被害から守るというものです。特に健康被害に関しては、厚生労働省HPにおいて、受動喫煙が引き起こす4疾患が公開されています。

■受動喫煙との関連が「確実」とされる4疾患
1.肺がん
2.虚血性心疾患
3.脳卒中
4.乳幼児突然死症候群(SIDS)

いずれも致命的な疾患なので、業界を問わず、受動喫煙対策は講じられるべきでしょう。
ただし、対策が必要な理由はそれだけではありません。実は、受動喫煙対策は「経営改善」や「顧客満足度の向上」など、経営者と利用者の双方にメリットをもたらします。これらに関して、飲食店とホテルを例に、順に解説します。

健康増進法の改正に伴い、飲食店は原則屋内禁煙になりました。そのため、喫煙を認める場合には喫煙室の設置が義務付けられています。これは政府の方針を反映した動きですが、受動喫煙対策をすべき理由は他にもあります。それが以下の3つです。

1.客離れの防止
JTの「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、男性の喫煙率は30%近くあります。そのため、仮に分煙をしない場合には、相当数の男性客が離れてしまう可能性があります。また、例外的に屋内での喫煙が認められる飲食店(既存特定飲食提供施設)においても、分煙を行わなければ、嫌煙家の非喫煙者が離れる原因になりかねません。いずれにしても、適切な分煙を行うことで、喫煙の有無に関係なく集客を図ることができます。

2.清掃作業を削減
既存特定飲食提供施設に限定される話ですが、清掃作業が楽になります。全面喫煙可能な店舗は、店全体のヤニ汚れの清掃、吸い殻の回収、灰皿交換などを行う必要があります。一方、喫煙室を設置することで、清掃範囲は絞られ、メンテナンスコストも削減できます。

3.イメージアップ
受動喫煙対策に取り組むことでお店のイメージアップに繋がります。全ての利用者のことを考慮している店として認知されますし、世のニーズにマッチした飲食店としてアピールできます。

ホテルに受動喫煙対策が求められる理由

改正法では、ホテルに関しても、飲食店と同様に原則屋内禁煙と定められています。そして本ルールに則った施設運営を実現するために、受動喫煙対策が求められているのですが、その他、以下のような理由(メリット)もあります。

1.ホテルスタッフの衣服に臭いがつかない
スタッフ専用の休憩スペースがある場合には、分煙キャビンを設置するのが効果的です。タバコの臭いに敏感なお客様は、スタッフの衣服に染みついた臭いがストレスになる可能性があるからです。適切な分煙によって顧客満足度が向上します。

2.屋内喫煙所の設置で喫煙者のストレス軽減
喫煙所の設置は喫煙者・非喫煙者双方の満足度を向上させます。特に屋内に設置することで、喫煙者が屋外に移動するストレスもなくなります。

※出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)「受動喫煙 他人の喫煙の影響
※出典:厚生労働省「改正法の全体像

飲食店・ホテルの受動喫煙対策事例

飲食店・ホテルの受動喫煙対策事例

ここからは実際に飲食店・ホテルに導入された受動喫煙対策事例をご紹介します。大手外食チェーンやホテルグループの事例なので、導入の参考になるかと思われます。なお、ホテルグループの事例は弊社が担当したものです。

飲食店の受動喫煙対策事例1:和食居酒屋

創作和食居酒屋のチェーン店に喫煙専用室を設置した事例です。元々、導入店舗では座席での喫煙が可能でしたが、健康増進法の改正に伴い、受動喫煙対策を行いました。本事例のポイントは以下の通りです。

・電話ボックスだったスペースを改修して喫煙室に変更
・店舗が大きいので、スタンド灰皿を複数用意
・喫煙室の内装は店舗のイメージに合わせ、かつ、ヤニ汚れが目立たない色合いを選択
・壁や床材は防炎素材
・出入り口の扉をスライド式にすることで、開閉時の風圧で煙が漏れるのを防止
・メインフロアと喫煙室の距離を長めにとっている

飲食店の受動喫煙対策事例2:イタリアンバール(カフェ)

アルコールやコーヒーなどを提供するイタリアンバールに、喫煙専用室と加熱式たばこ専用室を併設した事例です。改正健康増進法の全面施行前には、禁煙席と喫煙席を分けることで対応していましたが、新たに分煙環境を整備しました。本店舗の特性として、ビジネスパーソンからファミリーまで様々な客層で賑わっているので、以下のような対策が講じられました。

・喫煙専用室、加熱式たばこ専用喫煙室、禁煙席の3つに区分け
・喫煙室のドア開閉時に副流煙が漏れるのを防ぐため、スライド式ドアを設置
・店舗の入り口に喫煙専用室、加熱式たばこ専用喫煙室がある旨を掲示
・喫煙専用室と加熱式たばこ専用喫煙室の間に扉はないが、その代わりに喫煙専用室に向かって、0.2m/sの風速を取ることで煙の流出を防止

ホテル・宿泊施設の受動喫煙対策事例1:浦安の老舗ホテル

人気テーマパークの近くに位置しており、ファミリー層のお客様が多いホテルです。一方で、愛煙家のビジネスパーソンも利用されるので、その両方に配慮する必要がありました。このような状況を考慮して、全室禁煙と屋内喫煙所の設置を実現しました。設置した喫煙所は「スタンダード」という製品で、以下のような特長があります。

・入口風速を0.2m/sに設定することで、出入り口から煙が漏れない
・換気容量は分煙コンサルタントが設計
・デザインがシンプルで洗練されており、コストパフォーマンスに優れる
・半自動スライディングドアを採用
・有圧換気扇や天井付きのダクト換気扇を採用しており、必要換気量を満たす

ホテル・宿泊施設の受動喫煙対策事例2:熱海のリゾートホテル

絶景のオーシャンビューを誇るリゾートホテルです。元々は更衣室だったスペースを改修して喫煙室にしました。景観を維持し、煙でオーシャンビューの魅力が損なわれないようにする必要があったため、あえて規格の製品は設置せず、「リフォーム」を採用し、既存設備に応じた喫煙室を提供しました。ポイントは以下の通りです。

・窓からの排気はオーシャンビューを損なうので、部屋を2つに区切り、片方を喫煙室、もう片方を機械室兼倉庫とした
・ホテルのイメージと景観に合わせたシックで落ち着いた内装を選択
・正面入り口を大判のガラスにすることで、廊下側からも自然光が感じられ、海が見えるようにした

※関連ページ:「導入エピソード Pickup

受動喫煙対策で喫煙者・非喫煙者双方の満足度向上

今回は受動喫煙対策についてまとめました。適切な受動喫煙対策は喫煙者・非喫煙者の双方の満足度を向上させます。実際に、今回事例として紹介した施設では、お客様からご好評いただいています。もしも喫煙室の設置にご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。なお、狭いスペースや高層階、地下への設置等、通常は工事が難しい場合にも、弊社のノウハウで解決策を提案できる場合があるので、まずはご相談ください。

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