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健康経営と分煙対策コラム

2022.04.04 喫煙所コラム
会社に喫煙所を設置するにはどこに設置すればよいのか?

法律が改正され、会社でも受動喫煙防止がルール化されました。
しかし、会社には喫煙者と非喫煙者の従業員が混在しているのが一般的です。
全面禁煙とすることもできますが、そうなると喫煙者の不満は募るばかり。
そこで、今回は喫煙者と非喫煙者が共存するためにできる、喫煙所の設置について解説します。
設置のポイントやどこに設置すればよいのかご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

原則屋内禁煙だが喫煙所の設置は認められている

受動喫煙防止がルール化されていますが、会社における喫煙ルールについて確認しておきましょう。
一般的な会社では、原則屋内禁煙となっています。
ですが、喫煙専用室(喫煙所)や加熱式たばこ専用喫煙室の設置は認められているのです。
条件を満たした喫煙所であれば、屋内にも設置できます。
屋内喫煙所を設置する場合には、どこでも自由に設置できるわけではなく、一定の技術的基準を満たす必要があるのです。
その技術的基準とは、次の3つの基準。
① 出入口にて室外から室内に流入する空気の気流が0.2m毎秒以上となること
② 壁や天井によって区画されていること
③ たばこの煙が屋外もしくは外部に排気されていること

屋内喫煙所を設置する場合には、たばこの煙が室外に流出しないようにすることが大きなポイントです。
喫煙所から煙が流出すると、非喫煙者が望まない受動喫煙をしてしまうリスクがあります。
また、非喫煙者からたばこの煙やニオイについてクレームを受ける可能性もあるでしょう。
技術的な基準を満たすだけでなく、非喫煙者にも十分な配慮をした上で設置する必要があります。
それから、喫煙所を設置する場合には、標識の掲示しなければならないのです。

屋外喫煙所にはそれほど厳しいルールが設けられていない


一般的な会社は、施設の種類で言うと第二種施設に該当します。
ここまで紹介してきたように、屋内喫煙所を設置する場合には、技術的な基準をクリアしたものでなければ設置ができませんでした。
しかし、屋外喫煙所を設置する場合にはそれほど厳しい基準は設けられていません。
厳しい技術的な基準はありませんが、屋内喫煙所と同じように配慮義務があります。
屋外喫煙所を設置する場合のポイントは以下の通りです。
・周囲に人が集まらない場所であるか
・受動喫煙を生じない場所であるか
・近くに窓や換気扇などがないか

まず、大きなポイントは「周囲に人が集まらない場所であるか」です。
例えば、近くに公園がある、学校や保育園・幼稚園などがあるなど人が多く集まる場所に設置するのは避けましょう。
健康被害のリスクが大きい、子どもが多く集まる場所に設置するのは受動喫煙防止の観点から言えば設置場所としてふさわしくないからです。
屋外に設置する場合でも、非喫煙者の望まない受動喫煙を防止する義務があります。

それから、近くに窓や換気扇などがないかも確認しておくべきポイントです。
近くに窓や換気扇があると、たばこの煙がそこから室内、建物内に流れ込んでしまう可能性があるため。
屋外喫煙所を設置する場合には、受動喫煙を防止するという点から、非喫煙者が普段近づかない場所、人があまり通らない場所に設置するのがよいでしょう。
具体的な例を挙げると、屋上や建物の裏などの場所です。

周囲の状況を確認せずに喫煙所を設置してしまうと、近隣の住民や非喫煙者からクレームを受けることになってしまいます。

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会社での喫煙ルールは「全面禁煙」より「空間分煙」がよい


会社での喫煙ルールについては、大きく分けると2つの選択肢があります。
1つは「全面禁煙」という考え方です。
これは、その文字通りの意味で、会社内はもちろん、車の中も含めてすべて禁煙とするもの。
全面禁煙のメリットとしては次のようなものが挙げられます。
・非喫煙者を受動喫煙から守ることができる
・灰皿・吸い殻などの清掃をしなくてもよい
・喫煙所を設置するためのコストをかけずに済む

たしかに、会社を全面禁煙とすれば、非喫煙者を受動喫煙から守ることができます。
さらに、喫煙所の灰皿等などを清掃する手間も省けることでしょう。
屋内・屋外どちらに喫煙所を設置するにも費用がかかりますが、全面禁煙とすればそのコストをかけずに他の部分に資金を回すことができます。
ですが、次のようなデメリットもあるのです。
・喫煙者のモチベーションの低下
・ストレスの増加
・喫煙可能場所に移動してしまうので、業務に支障がでる可能性がある
・トイレや資料室、建物の裏など隠れて喫煙をする社員がでてくる可能性がある

たしかに、全面禁煙にすれば非喫煙者を受動喫煙から守ることができますが、同時に喫煙者のモチベーションを低下させ、喫煙ができないことによりストレスを増加させることにもなります。
また、喫煙のために外部の喫煙可能な場所まで社員が異動してしまうため、業務に支障がでる場合も想定されるでしょう。
他にも、隠れて喫煙をする社員がでてくる可能性も否定できません。

全面禁煙では、非喫煙者にとっては良いものでも、喫煙者にとってはストレスが増加するだけになってしまいます。
そこで、おすすめしたいのが「空間分煙」という考え方です。
空間分煙とは、簡単に言えば喫煙所等あらかじめ喫煙できる場所を決めておき、それ以外の場所を禁煙するという考え方。
つまり、喫煙者と非喫煙者を分けるということです。
空間分煙の大きなメリットは、喫煙者と非喫煙者の共存が可能となること。

全面禁煙では、非喫煙者のみが優遇される形となりますが、空間分煙であれば、喫煙者と非喫煙者の両方に配慮できるのです。

喫煙者は、ルールやマナーを守り喫煙所で喫煙ができますし、喫煙場所があらかじめ決められているので、非喫煙者はその場所に近づかないようにすることで、望まない受動喫煙を防止できます。
たばこの煙やニオイに十分な配慮を行えば、空間分煙で両者の共存が可能となるでしょう。
一般的な会社では、喫煙者と非喫煙者が混在しています。
どちらかに都合の良いルールを設けるのではなく、両者に配慮して、両者が働きやすい快適な環境を構築するのが最もよい考え方と言えるでしょう。

弊社では、屋内喫煙所・屋外喫煙所の販売・設置を行っております。
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喫煙所のことなら、弊社におまかせくださいませ。

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まとめ

一般的な会社では、全面禁煙とするか空間分煙とするかの2つの選択肢があります。
喫煙者と非喫煙者が混在しているのなら、両者の共存が可能な空間分煙がおすすめです。
喫煙所については、技術的な基準を満たした屋内喫煙所を設置するか、条件がそれほど厳しくない屋外喫煙所を設置する方法があります。
どちらに設置する場合でも、非喫煙者が望まない受動喫煙を防止することが重要です。
喫煙所の設置場所選び・喫煙所のタイプ選びのことなら、弊社までお気軽にご相談くださいませ。
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